2023.08.07
神社コンシェルジュが神社結婚式を挙げました。
皆様こんにちは。
リクルートブログをご覧いただき、誠に有難うございます。
JUNO天神本店にて神社コンシェルジュをしております、金子と申します。
(後ろの列右から4番目)
私は入社して13年目。
ドレスコーディネーター、ショップマネージャーを経験し
今、神社結婚式専任のコンシェルジュをしています。
これまで沢山の結婚式のお手伝いをしてきました。
そんな私が今年、花嫁として結婚式を挙げました。
私事ではありますが、今日は少しお話しさせていただきます。
実は私が結婚したのは、2020年の2月末。
結婚式や披露宴、新婚旅行など色々考えていました。しかし、その翌月3月にコロナウィルスによる大規模なロックダウンが行われ、それから3年にも及ぶ長い間、なかなか現実的に考えることが難しく、タイミングを見失っていました。
だからこそ、この時期にやむおえず、結婚式の延期をなされたり、その後もタイミングがわからなくなってしまわれた新郎様、新婦様のお気持ちは痛いほどよくわかりました。
そんな中でも、結婚式を一生懸命実現させようとなされている新郎様、新婦様のお姿を拝見するたびに、
素晴らしいな。絶対に無事に迎えていただきたい。ご満足いただける素敵な一日にしたいと思い、より一層力が入ったものです。
コロナウイルスが5類感染症に移行し、行動制限がなくなった今年、やっと念願の結婚式を行うことにしました。
私が選んだ挙式はもちろん神社結婚式。神社コンシェルジュになる前から決めてました。
私が結婚式をしたかったのは、花嫁姿を見てもらい、家族、親戚に安心してもらいたかったから。
神社結婚式は家と家をつなぐ儀式。自分たちだけでなく、家族みんなが繋がり、一つになる。
全員が主役の結婚式だからです。
そして、私と旦那さんの趣味は神社仏閣巡り。そもそも神社が大好きなのです。
着たかった衣装はやっぱり和装。どの理由をとっても神社結婚式しかありませんでした。
選んだ神社はお櫛田さんの愛称で知られる博多の総鎮守。最古の神社 櫛田神社。
よく聞かれる質問ですが、神社を選ぶとき、どうゆう基準で選んだら良いですかと。
本来であれば、ゆかりがある神社を選ぶと良いと言われれます。
住んでいる土地にある。信仰がある。初詣や七五三などでよく行っている。など。
もちろん、本殿や境内が好きだから、有名だからでも大丈夫です。
私達は双方にゆかりのある神社。それが櫛田神社でした。
会食は料亭嵯峨野
家族だけでゆっくりと。だからこそ食事や空間の質にはこだわりました。
よくある質問²
会食会場の選び方
神社からの距離、人数、どのような時間を過ごしたいかにもよりますが、
少ない人数だからこそ、ゆっくりと上質な空間で過ごせるレストランや、料亭でのお声が多いです。
会食から人数が増える場合は、ホテルで披露宴というかたちを取るかたもいらっしゃいます。
何より大切なのは、着付けが出来る部屋の手配ができるか。
福岡市内の神社は着付けの部屋を持っていない神社も多くあります。
その場合、美容室で着付けて移動。終わってからはまた美容室に戻って着替え。
それから会食会場へ移動となりますが、
会食会場で着付けが出来れば、お支度からお着替えまでスムーズに行えますし、衣装を着て会食まで過ごすことが出来ます。
コンシェルジュがカメラマン、美容、衣装の手配。会食会場の手配を行います。
※今回はもちろん自分で行いました。
神社への申し込み手続きと衣装選び。美容と会食会場との打ち合わせ。
準備はシンプルなので、それぞれ1回づつくらいで終えられます。
参加人数の確定とゲストの着付け有り無し、移動方法が分かったら、スケジュールを組んで、おおよそ完了。
コンシェルジュ業務はいつもやっていることですので、スムーズでしたが、
花嫁側として行う、衣装選びや会食の内容、席順、招待状がいるかやお返しのお品などはやはり少し悩みました。
当日の立ち会いはずっと一緒に頑張ってきた同期にお願いしました。
美容の先生も、カメラマンも、会食会場もスタッフの皆様も普段からいつも一緒に組んでいる皆さんでしたので、全く緊張せずに楽しく過ごせました。
神社には、同僚が見に来てくれていて、一緒に写真を撮ったり、話したり。
親族控室について、そこで待っていた家族の姿が見えたとき、やっと想いが叶うと思って、込み上げてくるものがありました。
挙式が始まり、本殿へ入ったときは少し緊張しました。
本殿には、カメラマンと参列の皆様しか入れない神聖な場所のため、私自身も初めての経験でした。
厳粛な空間で執り行われる挙式はとても素晴らしく、身が引き締まる想いでした。
会食では美味しい食事と素晴らしい接客の中、ゆっくりと過ごせました。
ちょっとした自己紹介と一言の時間で、ゲストの皆さんから掛けてもらった言葉に、
そんなふうに思ってくれてたんだなって思って感動したり、涙したり。
そして、これだけはどうしてもしたかったこと。
兄への手紙。これまで言えなかった感謝とお詫びの気持ちを自分の言葉で伝えたかったのです。
涙涙で上手く読めませんでした。
お支度入りから会食が終わるまで、楽しすぎて本当にあっという間でした。
普段お客様にはあっと言う間ですよと伝えているのですが、思った以上でした。
そして、それはとても素晴らしく、最良の一日でした。
この日を思い出すたびにこれから先も頑張っていけると思える1日でした。
今回、自分が花嫁として結婚式を経験して改めて、自分の仕事が好きになりました。
それと同時に、この仕事が人生の中で、とても重要で、責任があることなのだということも感じました。
本当に素晴らしいチームでお仕事が出来ることに心から感謝しています。
これからはこの経験を活かし、より一層、神社結婚式の素晴らしさを伝えていけるようになりたいと思いました。
本当に素敵なお仕事ですよ。
最後までお読みいただき、有難うございました。
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