2024.11.21
新卒入社1年目に立ちはだかる壁とやりがい。
皆様こんにちは^^
Dress the Life採用担当の谷口でございます。
普段私は求職者の皆さんと顔を合わせる機会が多く、会社についてのお話を沢山させていただいております。そんな中で、「DtLに入社後、どんな壁を経験するのですか?どのように成長するのですか?」と質問をいただくことがあります。
配属される店舗の規模や、個人の特性によっても何に壁を感じるかは異なりますが、本日は私の経験談を9年前を思い出しながら、お話しさせていただきます。
~入社1年目、ドレスコーディネーター(Authentique銀座配属)~
長崎県出身、福岡の大学を卒業してDtLに新卒で入社しました。当時は今のように働くエリアを選べる制度がなかったため、九州出身の私も 東京の店舗に配属となりました。(私の1年目の時の写真です)
<1年目に経験した壁>
・すべてが新しい環境に慣れること
・1件の成約を獲る事の難しさ
まず社会人一年目は、働く土地、仲間、仕事内容、1週間のスケジュール このすべてが初めての環境でした。これはDtL特有のものではなく、多くの新入社員が経験する状況だと思います。
普段から初対面の人と打ち解けることなどは苦手ではなかったですが、やはりこのすべてが新しい状況で、心身ともに疲れやすい状況だったのか、配属から2ヵ月程度たったころ人生初めての急性胃腸炎になり、数日お仕事のお休みをいただきました。
そしてもう一つの壁は、成約を獲る事の難しさです。
DtLでは、配属されてすぐに花嫁様の接客に入るのではなく、まずはご列席者様の衣装(入社後1か月)、その次に新郎様のタキシード(入社後2か月)、最後に花嫁様のドレスの接客(入社後4か月)、という順にステップを踏み、接客のデビューに向かっていきます。
花嫁様は複数のドレスショップを巡って、自分の好みに合うドレスショップやドレスを選びますので、そこでご契約をいただけないと、売上が立ちませんし、結婚式のお手伝いができません。
お客様の内に秘めたニーズをしっかりつかむこと、プロとしてお似合いになるドレスを想像してご提案すること、ドレスの接客は想像以上に難易度が高く、最初は お客様に選んでいたく(契約をいただく)ことすら、ままならない状況でした。
この壁をどうやって乗り越えたか?
先輩方の接客をとにかくじっくり観察して、ドレスを紹介するときの表現を真似したり、デビュー後も一日30分先輩にロープレをお願いしたり、お客様のご案内前に事前情報を先輩に共有して、ご案内の方向性を相談したり。
先輩に一緒に接客に入ってもらったり。
とにかく周囲に助けてもらい、少しずつ お客様に満足していただける提案ができるようになりました。
1年目は、DtL人生の8年間の中でも 一番 精神的に苦しく感じた1年でしたが、もしかしたら社会人の皆さんがそうなのかもしれないなと、今となって思います。
こんな苦悩を経験した1年目ですが、もちろんやりがいもありました。
<1年目に感じたやりがい>
・できることが着実に増えていく喜び
・初めての花嫁様の担当
入社後、まともにメールの作り方や名刺の渡し方すら知らない状態でしたが、新入社員の集合研修を受けて社会人の基礎マナーを身に着けましたし、店舗に配属されてからは、先輩たちの接客のサポートをする中で、最初は言われたときに言われたことをするだけでしたが「あ、これも私が済ませておけば先輩は助かるだろうな」と1つ先まで見て動けるようになりました。
そして試行錯誤しながらも、1件、また1件と自らお客様の成約をいただき、担当する花嫁さまが増えていきました。初めて新規の接客にでた花嫁様の事は 今でも覚えています。そして初めて「谷口さんにも」と結婚式でゲストにお渡しした”かわいらしい豆皿”を挙式後に 店舗に手紙とともに贈ってくださった花嫁様も。
結婚式をお手伝いさせていただける大変さと、だからこそ感じる喜びを両方強く味わうことができた1年間でした。
この内容を読んだ方は、どのように感じましたでしょうか・・?
もちろん、ドレスコーディネーターのお仕事は大変なこともたくさんあります。
ただ、だからこそ自分自身が社会人としてもドレスのプロとしても成長できた1年だったと、今になってはとても誇らしく感じるのです。
ラクではないですが、あなた自身の成長と誇りになる経験を、私たちは一緒にサポートするつもりです!
挑戦したい!と思ってくださる方が多くいてくださると嬉しいです^^
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