いつもリクルートブログをご覧いただきありがとうございます。
Authentique横浜にてドレスコーディネーターをしております、石井と申します。（写真一番右）
１月１１日に姉の結婚式があり、衣装を担当いたしましたので少しお話しをできればと思います。

１年前のある夜、姉から「結婚する！」と報告をもらいました。
始めは実感がわかずただただびっくりしましたが
職業柄なのかすぐにどんなドレスを着せようかで頭がいっぱいになりました（笑）
「今度ドレス選びに行くね」と言われ、ようやく私の出番だと嬉しくなりました。

会場は千葉にあるアニヴェルセル柏。
青い絨毯のバージンロードが特徴の会場です。

なんと結婚する前から「結婚式を挙げるならここ！」と決めていたそうです。

なぜそこにしたのか理由を聞くと、、、

実はそこで働いているある方が二人の恋のキューピット♡
素敵な縁だなと思っておりましたがそれだけではなく、私も専門学校が同じで
学年は被らなかったもののオープンキャンパスのスタッフをされておりお会いしたことがある方でした！

衣裳は特別に私のところで借りれるよう許可をしてくださり、
昨年の５月に衣装を選びに来てもらいました。
カラードレスを含め全１１着を１日で着せ、ウエディングドレス、カラードレス共に
気に入ったドレスを見つけることが出来ました。

また、８月にAuthentiqueフォトを行い、ドレスと和装の２着で撮影をしました。
前回リクルートブログにて前撮りについてはお話しておりますので是非見つけて読んでみてください＾＾

式まであと１週間となったある日、姉よりある依頼を受けました。

「バージンロードを一緒に歩いてほしい」

姉からそんなお願いをされるとは思ってもありませんでした。

私が以前、専門時代に授業で人前式を学んだ際に
形に囚われない自分たちらしい式ができることに魅力を感じ、
「私が結婚するときは三人で歩くのもいいな」と話したことを覚えていたそうです。
母子家庭で育った私たち。
母はあまり目立ちたくないからと私にお願いされました。

そして迎えた当日、式が始まる前のムービーで
小さいころの私たちの写真を見て懐かしみながら
母へ向けたメッセージに「泣きそうになるね」と本番前の緊張で心臓バクバクさせながら話しておりました。

挙式は感動的なシーンから始まり、時には笑みがこぼれるような温かな式で終わり
披露宴ではゲストみんなの笑顔で包まれた時間になりました。

120名近くのゲストに囲まれ盛大に行われた二人の結婚式でしたが、
こんなにも二人の祝福を祝い会いに来てくれる仲間がいる事や
友人スピーチを聞いて普段見れない姉の姿、
そして今までの感謝を伝える最後の手紙にはとても感動的で忘れられない一日になりました。

ドレスもとても高評価で「あのドレスを選んでよかった」と姉からも言ってもらい
私自身もあのドレスを提案してよかったと心から思いました。

結婚式をやらない方が多い時代、
実際に式に参列してみて久しぶりに会って話せる喜びや
あの時伝えられなかった感謝の言葉、普段照れくさくて言えない親への感謝の気持ち
を伝えることができるかけがえのない一日だなと感じました。

路面店だとどうしても当日の姿を見ることができない為
今回一緒に悩み選んだお気に入りの一着を当日のゲストの反応も含めて見れるとてもいい機会になりました。
そして、私がこの会社に入社して描いていた「姉の結婚式の衣装を担当する！」という
夢が一つ叶いました。

今後は友人のお手伝いをしたいという夢をいただきながら頑張っていきたいと思います！
最後まで読んでいただきありがとうございました。