皆さんこんにちは、コールセンター&ビジネス推進室(PANDA)マネージャーの石田です
(写真中央)

皆さんは子供を産み育てながら働くことをどう考えどうとらえますか？

まだまだ日本では両立を完全にしていくという決断が容易にできる現状は整っていないように思います。
両立ってそもそも存在するんでしょうか？

Dress the Lifeは働いているメンバーの9割が女性です。
当然結婚しているメンバー、子供を育てながら働いているメンバー、大好きな彼と遠距離や同棲しているメンバー、
仕事どころで出会いがないと嘆いてるメンバーとみんなそれぞれの人生を生きています。

このブログの中で経験がないと伝えられない内容として、私がよくテーマとして選ぶのがまさに
子供を育てながら働くという現実です。

現場にアソシエイト(アルバイト)として復帰した一人目も、正社員として本社に復帰した二人目も、
様々な経験をした今だからこそ、また伝えたいと思いました。

子育て中の皆様パートナーがいらっしゃればその存在ってどんな存在ですか？
私にとってパートナーは正直ワンオペで育ててきた8年間だったと思っています。
今もあまり大きな変化はありませんが…笑
実は昨年夏に我が家ではある事件があり、そこから自分って何だろう？パートナーって何だろう？？
と考えそれが口をついて出てしまい、パートナーと深夜三時まで話し込んだ経験があります。

育児というものを冷静に考えたことがありますか？
私に言わせれば、24時間365日の無給で無休の究極の労働です。
“命を懸けて産んだ”その日から、もう一つの命を絶やさずつなぐという仕事です。
それをこなしながら、対価をもらえる社会的な仕事をするわけですが、可能ですか？
24時間365日無給の無休ですよ！無理ですよね？
私はそれをやってきた自分を一度もすごいなんて思ったことがありませんでした。
理由は簡単ですそれがすごいことだと誰も教えてくれなかったから。

今娘が9歳、息子が5歳になり少し手が離れてやっと気が付きました。
あぁ、すごいことをやっていたんだなと。
子育てをしながら働いている皆さん決して誰も言ってくれませんがすごいことしていますよ！
私は知ってます。
こう言うと子育てをしていないメンバーから私たちも頑張っていると声が上がると思いますが、
もちろんです。みんながいるからママ社員はメンバーとして働けているんです。
子供が熱を出した時、接客を変わってくれるあなたがいるから、
残業になれば今日はお子さん大丈夫なんですか？と時間を気にしてくれるあなたがいるから、
その気遣いは一緒に子育てをしてくれているに等しいんですよ。
いつもいつも心からの感謝をいくら言っても足りないと思っています。
本当にDtLは最高のメンバーであふれています。

私のワンオペはメンバーによって支えられてきました。
しかしそんな生活が少しだけ変化し始めたのは去年の夏だったと思います。
養うとは？子育てとは？父親とは？母親とは？
体のどこかにあった感情を一つづつひもを解くように言葉にしたように思います。

次の日からパートナーは洗濯機を回し食器を洗うようになりました。
たったそれだけですが、あぁ、自分がしなくていいこともあるんだと私は知りました。
私は基本的に何でもできますが、苦手なことがあります。
それは
”人に頼ること”
”弱音をはくこと”
です。
私はおそらく今後も一生この二つは苦手でしょう。
でも意外とこれができない皆さん多くないですか？

完全に子育ての話になってしまいましたが、仕事も一緒です
”人に頼る”　”弱音を吐く”この二つはそうそう許されることでもないし、
自分がかっこ悪いことは避けたいですよね？
でも叫ぶ必要があるときはある。
それで周りが気が付いて、助けられることがある。
重大なミスが起こる前に声を上げる、これは一人では手に負えないと思ったときに声を上げる、
それにすかさず気がいて、助けるそれがチームですよね。

新人マネージャーが着任して２ヶ月ほど経過しました。
沢山の悩みを抱えながら奮闘した２ヶ月だったと思います。
また6月よりこれまであった曜日限定社員制度がなくなり、子育てや介護中のメンバーも新しい働き方を決断しました。

これから新しい働き方をしながら、また沢山の悩みを抱えながら奮闘する事となると思います。
どうかみんなの決断が素敵な一歩になることを願っています。

最後にこれから出産を予定している方、そんな予定はない方、もちろん今母として働いている方みんなに伝えたい。
どうかどんな決断をしたとしても、あなたが求めるのならキャリアを目指してほしい。
できるサポートはすべて使っていい。
使えるアイテムはすべて使い切っていい、
助けてほしいときは助けてと言ったらいい、
だからどうか上を目指してほしい。
上に立てば必ずその場所でしか見えないものが見えます。
その立場でしかわからないことがあります。
みんなに見てほしい。”働くって楽しい”と言う境地を。

どんな立場にあっても、みんなが全力で上を目指せる組織の完成に私は尽力していきます。