2024.06.12
ドレスコーディネーターのやりがいを、改めて実感させていただいたお客様とのエピソード
リクルートブログをご覧いただきありがとうございます。
本社部署 BPMマネージャー 松下と申します。
私はDress the Lifeへキャリア入社をし、そこからドレスコーディネーター、
ショップマネージャーを経て現在の部署へ務めています。
本日は私が担当させていただいたお客様とのエピソードをご紹介します。
まだコロナの影響も残っていた2021年7月、ご家族様11名でのご結婚式を準備されていたお2人。
場所は宮城県にあるゲストハウスです。
初回の衣装合わせには、ご新婦様がお一人で来店をされ衣装選びがスタートしました。
事前に伺っていた事は、ウエディングドレス1着で過ごすご予定。
挙式はするけれど堅苦しくなく、家族へのお披露目のような時間にしたい。
あまり露出は多くない年齢に見合ったデザインを探したいとお聞きしていました。
対面してお話を重ねると、徐々に打ち解けてこられたのか「実は・・・」とお話してくださったことがありました。
それはご新婦様は再婚でいらっしゃること、ご新郎様は初めてのご結婚式であること、
もちろん双方の家族もご存知のうえで、「結婚式をやったら」と言ってもらえたことが
とても嬉しかったとお話してくださいました。
また、新婦様にとってドレス選びのご経験は既にあり、今回の衣装選びはあまり重視しておらず
なるべく条件を抑えたもので考えていると、どこか申し訳なさそうに教えてくださいました。
ご結婚式の準備をお手伝いするという事は、人生の節目のお手伝いをさせていただくということで、
幸せな時間、夢を叶える時間、自分をとびきり輝かせる時間、
どこの瞬間を切り取っても笑顔で幸福な時間のように思います。
それと同時に、お客様のこれまでの歩み、家族や親族との関わり、これからの生活など
さまざまな事情へも配慮の必要な瞬間があります。
私は衣装選びに対して気持ちをお聞かせいただいたうえで、
「お任せください」と一言お伝えしました。
そこからお似合いになりそうなドレスを1着1着ご紹介する時間です。
私たちドレスコーディネーターにとって腕の見せ所であり、得た知識をフル活用して
目の前にいらっしゃるご新婦様に最高の1着を選んでいただく為に言葉を尽くします。
着用した時のお姿イメージ、ご家族と過ごす会場の雰囲気や流れる時間を想像していただく説明、
デザインの個性を伝えながらなぜご新婦様にご紹介したいと思ったのか、精一杯お伝えをしていきます。
始めは「着れれば何でもいいんです」とどこか淡々とされていたご新婦様も
徐々に「想像できますね」「いいかも」「ここが好きです」と感想を教えてくださるようになりました。
一緒に選んだえりすぐりのウエディングドレスを数着、フィッティングルームにご用意してからは
ドレスのご試着と共に全身のコーディネートをご提案、
最終的に一番初めにご紹介した、最もお薦めのドレスをお選びいただけました。
次回はご新郎様のタキシード選びを促したところ、
「ぜひ新郎のスタイリングも一緒に選んで欲しい」
「彼は私以上に結婚式を楽しみにしている」と
お越しになった時とは表情も変わり、笑顔でわくわくしたご様子に私も心から嬉しくなりました。
準備期間は初回からご結婚式まで1ヶ月半、わずか3回、あっという間の時間でしたが
ご結婚式を結んだ後にいただいた言葉が今も大切に残っています。
「当初はとりあえず式ができればと思って準備を始めた私たちですが、
衣装選びをしながら家族に晴着を見せるのが段々と楽しみになりました。
結婚式当日には、家族から綺麗、似合っているとたくさん褒めてもらい、
こんなに喜んでもらえて本当に嬉しかったです。衣装選びでここまで気持ちが変わるのだなと今回本当に実感しました。
これからもたくさんの方々が私たち夫婦のように感じると思います。
お身体に気を付けて頑張ってください」
コーディネーターのお仕事を通して大変な事も多数ありますが、
やはりお客様から嬉しいお言葉をいただけると、
この仕事が出来る事への感謝とやりがいを感じられます。
そしてここで得た経験はマネージャー、本社部署へと場所を変えても
私がDress the Lifeで働く支えになっています。
今リクルートブログをお読みいただき、コーディネーターに興味を持っていただけたら
ぜひエントリーをお待ちしております!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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