2023.11.09
ウェディングに自由に
みなさん、こんにちは。Dress the Life マーケティング担当の上野です。
本日は、多様化するウェディングのニーズとスタイル、それを取り巻く業界の今についてお話します。
みなさんはウェディング、または結婚式と聞いて、まずどんなものをイメージしますか?
バージンロードを、涙ぐみながら花嫁と共に歩く新婦父でしょうか。数十台のスマホを向けられ、照れながらも新郎新婦が幸せの絶頂の微笑をたたえたケーキ入刀のシーンでしょうか。二人だけで南の島で写真撮影をするリゾートウェディングでしょうか。
おそらく、このブログを読んでくださる若い方々は、それぞれ様々なウェディングのイメージをお持ちだと思います。まさしくそこが、本日お話したいポイントになります。
少し前までは、ウェディングといえば、ホテルや専門式場に家族や職場の方々、友人を招いて披露宴を執り行うのをイメージする方がほとんどだったと思います。しかし、webやSNSの発達による情報収集の手軽さや友人関係の希薄化、終身雇用制の衰退と転職の一般化、さらにコロナも追い打ちをかけて、いわゆる一般的な披露宴を実施する層は年々減ってきています。
その代わりに、フォトウェディング人気の高まりや、1.5次会と称されるほとんどゲストが友人の立食パーティ形式のカジュアルなお披露目会、家族だけで行う顔合わせに挙式をプラスしたような家族婚など、新郎新婦の価値観に沿った自由なウェディングの形が広がりを見せています。
私自身はこの業界に長年いるぐらいだから、いくつになっても披露宴に呼ばれれば、プロフィールムービーに目を細め、新婦からの手紙で涙する(父親目線)ような、相変わらずの結婚式大好き人間ではありますが、ウェディングのスタイルが“自由に”多様化していくことはとてもいいことだと思っています。
なぜなら、私達Dress the Lifeの企業理念でもある「すべての人生に彩りを」与えることは、どんなスタイルでも叶うからです。要はどのような形でもいいからウェディングドレス、白無垢を着てもらいたい、そのための方法は、新郎新婦、十人十色、どんなスタイルであってもいいと思いますし、積極的に多様なスタイルを提唱していきたいと、我々が運営するDresses ブライダルカウンターのスタッフも、日々勉強を続けています。
なかでも、私がとても素敵だなと思うスタイルは、昨今のキャンプブームにより少しずつ市民権を得てきているキャンプ(アウトドア)ウェディングです。どんなウェディングスタイルなのか。
読んで字のごとく、屋外で挙式パーティを行うスタイルなのですが、場所は、①なるべく都会から離れた自然あふれる場所で少し移動に時間がかかること(非日常へのエントリー時間)、②雨天時でも挙式ができるぐらいの屋根スペースがあるところ(雨天対応が何より大事)、③テントでもいいのでなるべく人数が泊まれること(できればゲストにも泊まってほしい)です。
①のエントリー感というのは、やはりサクッと行けるようなところだと日常の延長になるのと、数年後、数十年後のゲストの思い出に残りにくいことが挙げられます。あまりに離れているのは迷惑ですが、2-3時間ぐらいかかっても、できれば自然豊かな場所を選んでほしい
②の雨天時はいわずもがな、当日までヒヤヒヤしたくないのと、雨のときにがっかりしたくないので、非常に大事なポイント
③テントであれば宿泊費も安く上がりますし、なんせ楽しい
挙式はなるべく手作り感があって自然を感じられるデコレーションが良く、パーティはそれこそBBQでもまったく問題ないと思います。夕暮れ時のパーティで、最後は皆でキャンプファイヤーを囲んでほしいです。帰るゲストはそこで帰り、残れるゲストはそれから更に焚き火を囲みながら、これからの二人の人生やこれまでの思い出話に花を咲かせながら夜が更けていく…。翌朝には、地元産の野菜をたっぷり使ったヘルシーな朝食を皆でとって解散、ここまでやれば本当に思い出で残るウェディングデイになるはずです。
途中から完全に私の妄想になってしまいましたが、これぐらいウェディングは自由でいいと思うのです。形式なんてない。ご祝儀も3万円じゃなくても、1万円でいいですよと事前に伝えてもいいし、気持ちだけでいいですと伝えてもよい。一生に一度の舞台を、存分に二人らしく楽しんでほしいと思います。もちろん、衣装はDress the Lifeにお任せください。
ご一読ありがとうございました。
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