2024.05.02
やりたいことの見つけ方-前編-
皆さま、こんにちは。
リクルートブログをお読みいただきありがとうございます。事業戦略部の池口と申します。
先日「やりたいことの見つけ方」で参考になるお話を聞きましたので、皆さんにもシェアさせていただきます。
長くなりそうなので2部構成にし、今回は前編です。
自分のことなのに「本当にやりたいこと」というのはなかなか見つけられないですよね。
とりあえず興味のあることに手を出してみたり、資格を取るなど行動してみても、しっくりこないことも多々あります。
やりたいことを見つけるには、大きくこの3つを知る必要があるといわれています。皆さんもご覧になったことがあるかもしれません。
自分にとっての「大事なこと」×「好きなこと」×「得意なこと」
この3つの重なり合う中心に「本当にやりたいこと」がある、ということです。
さて、そのためには「大事なこと」「好きなこと」「得意なこと」が分からないといけないわけです。
この3つを知るために効果的な「問いかけ」を教えていただきました。
■「大事なこと」を見つける問いかけ
「大事な人(自分の家族や子供、親友など)に、一番伝えたいのはどんな行動ですか?一番伝えたくないのはどんな行動ですか?」
例えば簡単な表現にするとこんな感じです。
・人に優しくしよう。とにかく体が資本。約束は守ろう。出会いを大切に。笑って生きる。自分の意見を言葉にする。興味あることはやってみよう。
・・・大事な人に「これだけは伝えたい!」と思うのは、自分にとって大切な価値観につながります。
まずこれが自己理解の基本の問いとなります。
■「得意なこと」を見つける問いかけ
「最近イラっとした、または心がザワザワしたのはどんなことでしたか?」
自分では当たり前に、自然にできること=得意なことなので、それを知るための問いかけです。
回答例としてはこんな感じです。
・端的に話をしない人にイライラした。→(得意なこと)端的に話をまとめること。分かりやすい伝え方、説明。
・相手の気持ちを考えていない人にザワザワした。→(得意なこと)相手に気持ちが自然と理解できる。相手に合わせた対応ができる。
・散らかっている部屋にイライラした。→(得意なこと)整理整頓、定物定位、清掃。物だけでなく情報や業務の整理など。
・・・自分では当たり前でも、他の人には苦手なこともあります。得意なことはやっていて楽しいことでもあるので、見つけたいですね。
■「好きなこと」を見つける問いかけ
「これに出会えて「良かった!」「救われた!」と思える分野・ジャンル・ものはありますか?」
「好きなことは”名詞”で考える」というアドバイスもありました。
回答例としてはこんな感じです。
・料理・花・旅行・写真・サッカー・映画・読書・アイドル・歴史・アニメ・電車・神社仏閣・キャンプ…
例は大きな括りで挙げましたが、実際にはもっと細かなカテゴリーで考えて良いと思います。
そして大切な問いかけがもうひとつあるんです。
■「大事なこと」=「仕事をする目的」を見つけるための問いかけ
「今まで人にどんなおせっかいをしてきましたか?」
「それはどんな価値提供をしたかったのでしょうか?」
回答例としてはこんな感じです。
・友人に留学(旅行)を勧めた。→(価値提供)経験で人生観が変わること。変化、成長。
・困っていそうな人には自分から声をかける。→(価値提供)皆がお互いに助け合って生きる世界。共存、仲間意識。
・自分の知っている有益なことや知識を世の中に伝えたい。→(価値提供)必要としている人や物をつなぐ架け橋になる。つながり、橋渡し。
・・・自分の言葉で言語化していくと、自分らしい表現が出てくるかと思います。
ここで出てきたキーワードが、ご自身が世の中に伝えたい価値提供=仕事の目的につながってきます。
自分が「やる価値がある」と思えるからこそ、仕事や、趣味、特技、ライフワークにしたいことに全力で取り組めます。
仕事とは、「世の中や人とのつながり」を得られるもの。そこに自分にとって大切な想いがあるからこそ、がんばれるわけですね。
やりたいことを見つけるための「4つの問いかけ」、ぜひ試してみてください。前編はここで終了です。
後編で、これらの問いかけから「やりたいことの見つけ方」をお届けします。
お読みいただき、ありがとうございました。
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