リクルートブログをご覧のみなさま、こんにちは。

ITBS（ITビジネスソリューション）の小西と申します。（写真左端）

Dress the Lifeでは、2024年1月からドレスコーディネーターの接客方法が一新しました。

それが【iPadアプリを使った接客】です。

これまでコーディネーターの接客では、接客中にドレスの予約空き状況を確認したり、伝票や書類を作成したりするために、その都度事務所に戻って情報を確認していました。
お客様のそばを離れて、お待たせする時間がある状態です。

それが改善されたのが、今回のiPad接客です。

オンライン通信したアプリで、必要な情報を、お客様の目の前で、以下のことがリアルタイムに確認できるようになりました。

・お客様の個人情報や挙式に関するヒアリング（事前に登録した情報確認や更新）
・店頭ドレスをご紹介して、衣装の予約空き状況をその場で確認・予約登録（衣装に取り付けたICタグをスキャンして瞬時に検索）
・実際に選んだドレスのご試着や、着姿写真の登録・リスト作成
・ご決定された商品の伝票作成
・次回の来店予約

これまでアナログだったこれら接客業務が、すべてiPadを使って完結することができるようになったのです。

今回は、情報システム部門として、そのシステムが誕生するまでの裏側のお話も少しご紹介します。

まずシステムの開発について。

完全オリジナルのシステムのため、開発もゼロからのスタートでした。
何が正解かわからない中、業務効率とお客様の満足度を上げることをひたすら各部署のメンバーが考え、このシステムが完成しました。

その開発されたアプリを、コーディネーターが使う為の準備も同時並行で進みました。

例えば店舗のネットワークの改善です。
社内には約40店舗のドレスショップがありますが、Wi-Fi、社内ネットワークが接客に支障ない速度・安定感で使用できるよう改善していきました。

そしてiPadです。

最新のアプリに対応したモデルに入れ替えたり、そもそもiPadを持っていない店舗へ新しく配布したりと、100台近くを入れ替えました。
また、そのアプリをコーディネーターたちが問題なく使用するために、MDM（Mobile Device Management：モバイルデバイス管理）という新しいしくみも導入しました。

最新の端末、しくみ、それらを理解して運用することも、ITBSという私が所属する部署の使命でもあります。

（写真は社内の勉強会の様子）

今では、社内からさらなる改善に向けた声が、コーディネーターたちから日々集まっています。

Dress the Lifeでは、このブライダル業界の中でも画期的なことに常に挑戦しています。

是非みなさまも一緒に働いてみませんか？