皆さま、こんにちは。
渕上ファインズ取締役の西村正樹です。

Dress the Lifeの採用ブログをいつも見ていただき本当にありがとうございます。
私たちの仕事内容だけでなく、考えていることや感じていることが伝わればいいなと思っています。

東洋経済オンラインに【「残業を減らした会社」ランキングトップ100社】という記事が出ていました。

『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2020年版(2018年度)と同2015年版(2013年度)データをもとに、5年間で社員一人あたりの月平均残業時間を大きく減らした企業が紹介されています。

今回はこちらのデータをDress the Lifeのデータと比較することで、
Dress the Lifeで働くイメージを少しでも持っていただければと思います。

まず、東洋経済オンラインでの5位までのランキングは以下でした。

1位:日本オラクル 20.1時間(41.0→20.9)
2位:エイベックス 20.0時間(40.0→20.0)
3位:日本郵船 18.5時間(38.4→19.9)
4位:前田建設工業 18.4時間(49.3→30.9)
5位:ベネッセホールディングス 17.5時間(42.5→25.0)

どこも大きく減っていますね。

記事によると、フレックスタイム制や育児・介護等向けの短時間勤務制度、在宅勤務制度などを導入していたり、クラウドシステムで場所にとらわれない働き方を実現していたり、朝型勤務やノー残業デーの設定などで強制的に夜残れない仕組みを作ったりされていました。
もちろん、仕組みだけでは変わらないので、社員のみなさまで業務改善も進められたことかと思います。

では、Dress the Lifeはどうでしょうか。
2015年データをまとめていなかったのと、2020年2月データがまだ固まっていなかったので、
2016/3月～2017/1月 と 2019/3月～2020/1月データを比較してみました。

2016年度の平均残業時間は33.92時間
2019年度の平均残業時間は11.94時間
残業削減時間は21.98時間

Dress the Life:21.98時間(33.92→11.94)

なんと、1位オラクルの20.1時間を越えて22時間近い残業を削減しています!

これはなかなか凄いことではないでしょうか!?

どうやって減らしたのでしょうか?
実は、制度的にはランキング企業とほぼ変わりません。
運用する側である社員全員の意識やスキルの向上が大きかったと思っています。

Dress the Lifeでは、一ヶ月単位の変形労働時間制度を導入していましたが、上手に運用できていませんでした。
ブライダル業界は曜日によって仕事内容や忙しさが大きく異なります。そこで、各マネージャーが変形労働時間制度をもっと積極的に使い、メリハリのあるシフトに変えていったのが大きな要因かなと思います。
ここはマネージャーのマネジメントスキルですね。

あとは、コミュニケーション手段の増加も影響があると思います。
例えば以前はミーティングしようとすると、どこか一箇所に集まる必要がありましたが、最近はwebミーティングが一般的です。webミーティングのおかげで、少なくとも移動時間はなくなりました。
また、メールや電話がメインだった社内コミュニケーションも、チャットをメインに使うようにしたことで、細かい時間がかからなくなりました。
※電話はまだまだ少なくはないので、さらに減らしていきたいなと思っています。

ただ、何よりも大きい理由は社員全員の意識の変化かと思います。
これまでは『自分がスッキリしたいからやっておく』が多かったのですが『お客様や他メンバーに影響が出ないか』という判断基準に変わってきたように感じます。「それは今日やらないといけないのか?」「あなたがやることが正しいのか?」「同じことを繰り返さないためにはどうしたらいいのか?」などを各自が意識できるようになってきました。

残業時間は減らすことが目的ではなく、その時間を使って個人の市場価値を上げてほしいというのが本来の目的です。
もちろん価値感は各自それぞれですし、すべて尊重すべきものなので、プライベートを充実させるのも素晴らしい考え方なのは間違いありません。そのような多様性は認めつつ、Dress the Lifeに価値を還元してくれる社員には待遇や仕事のチャンスはさらに高めていきたいと思っています。

オンもオフも全力で楽しみつつ、ご自身のキャリアを作っていきたい方にはDress the Lifeはぴったりの環境だと思います。
少しでもDress the Lifeに興味を持ってもらえると嬉しいです。