リクルートブログをご覧いただきありがとうございます。営業管理の池口です。

「社会人になって学校の勉強は果たして役に立つのか?」学生時代に、誰もが一度は考えたことのある疑問ではないかと思います。
接客業・ブライダル業界・ドレスコーディネーターと、なりたい職業や業界を考えた場合には、数学や理科、歴史など、なおさらどのように実務に役立つのだろうと思えてしまうかもしれません。

一般的に接客業にはコミュニケーション能力や想像力が必要であり、ドレスコーディネーターだとファッションへの興味やセンスを磨いてもらいたいと考えています。
それらをすでに持っている方もいますし、努力や学習によって就業後に習得することもできます。(努力をしないで習得することは難しいものです。)
そういった武器を効果的に活かすための原動力になるものが、「自分で考える力」だと私は考えています。

この「自分で考える力」を養うことに、「学校の勉強」は大変役に立ってくれるものです。
ただ暗記して100点満点を取ることではなく、自分で考えて答えを導くことです。

・文章の中で文脈から意図をつかむこと
・与えられた条件の中から仮説やゴールを立てて答えを見つけること
・たくさんの情報がある中で分類や分解すること
・細分化された物事から大きなまとまりを見ること
・文化の違う世界での価値観を知ること

こういったことが身についていれば、比較的どのような職業や状況でも対応していく力として活かせると思います。
そしてこの力はドレスコーディネーターというお仕事にとっても重要です。

コーディネーターとして「お客様にベストなご案内をしたい気持ち」×「考える力」があればご提案できる幅が無限に広がり、素晴らしいパフォーマンスにつながるように思います。
実際、Dress the Lifeのコーディネーターは本当に一生懸命お客様のことを日々考え、接客に活かしてくれています。

ドレスコーディネーターという職業に憧れ、夢見ている皆さんの中で、どんな準備が必要なのか考えている方がいらっしゃったら、ぜひ今目の前にある学業ややるべき仕事に全力で向かってください。その中で「もっと良い方法はないか?なぜこの解答なのか?反対から考えるとイコールになるのか?なぜこの問いなのか?目的は何か?」など、たくさんの疑問や不思議を見つけて、考える力を磨いていただきたいと思います。

私は今も毎日勉強をしています。学ぶことの楽しさや読書の面白さを知ったことも、学生時代に得られた大切な体験です。
皆さんはどんな未来を、どんな将来の自分像を思い描いているでしょうか。未来から今を見て、できることから一歩ずつ未来へ進んでいただきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。