リクルートブログをご覧のみなさま。
こんにちは。イセタンブライドでドレスコーディネーターをしております熊谷瀬奈と申します。本日は、弊社で定期的に行われている商品勉強会についてお話致します。

商品勉強会とは、主にスタイルオフィス(商品やPRを担当する部署)がNYやヨーロッパを中心にブライダルコレクションにて買い付けに行ってきた後、各ブランドのテーマやそのときに買い付けをおこなったドレスに関しての情報を共有するための勉強会です。イセタンブライドでは、全てインポート(海外から買い付けをしてきたもの)のドレスを扱っております。
“インポートドレス”とひとくくりにしてしまうと、全部同じように感じる方もいらっしゃるかと思いますが、“どんな女性像を持った方にドレスを選んでほしいか”や、結婚式当日に“どんなイメージで結婚式を迎えてほしいか”など、ターゲットとしている花嫁様やそのイメージもそれぞれブランドで異なります。
また、そのこだわりがドレスのパターンやコレクションテーマに顕著に現れバックグラウンドを知ってこそ、ドレスの魅力をより深く知ることができ、それぞれの花嫁様が理想とするスタイリングイメージに近いものとなっていきます。各ブランドデザイナーの思いや、その時にテーマとされているイメージ・実際に空気に触れて感じたことなどを直接バイヤーのみなさんからお話を聞けることは、とても貴重なことです。
私達ドレスコーディネーターが、花嫁様へお話できなければデザイナーの思いは花嫁様へ伝わることはほとんどありません。
バイヤーのみなさんからお話を聞いたときの“ワクワクした気持ちや感動”をお客様へどう伝えようか、と楽しみながら勉強会に参加をしています。各店舗に入荷した新作のドレスをスタッフ間でスタイリングし、それに対しての意見交換なども交えながらコーディネートしていきます。ドレスコーディネーター同士で集まることにより、普段自分では気づくことのできないドレスの魅力や魅せ方に気づけたり、よりよい表現方法・言葉選びなどインプットできる場面がたくさんあります。

商品を自分自身が心から愛し、存分に魅力を知れたときにはドレスデザイナーへの感謝の気持ちや憧れ、尊敬の気持ちがふつふつと湧いてきます。

運命の一着を選んだ花嫁様が、ドレスが作られるまでのバックグラウンドを知ったときに、より一層価値を感じ、愛せるよう今後もインプットの時間を大切にしていきたいと思います。

これを読んでくださっている皆様にも、ウェディングドレスの素晴らしさを知っていただける日が来ることを心より祈っております。