リクルートブログをご覧の皆様、こんにちは。
THE TREAT DRESSING長野店でドレスコーディネーターをしております、佐藤稜子と申します。(写真右)今回は、日々のお仕事の中での「やはりこのお仕事を選んでよかった」と思う瞬間を、お伝えしたいと思います。―運命の一着に出会って頂けた瞬間―

コーディネーターとしてデビュー当初、「あのドレスお似合いになられそうだな、ですがお客様のお好みに合わなかったらどうしよう、高価なものはなかなかご紹介しにくいな…」と、ためらうことがありました。

素敵なドレスたちをご紹介したいと思う反面、それを言葉にすること、お客様へ伝えることがとても難しく、苦戦する時期がありました。

ある時、初回のお打ち合わせにいらっしゃったご新婦様の雰囲気、そしてパーティーのイメージをお聞きした時に、「あのドレスが絶対にお似合いになられる…!」と浮かんだ一着がありました。いつもならば自信の無さからご紹介することを躊躇してしまっていましたが、マネージャー、そしてコーディネーターのお姉さんにそのことをお話しすると「それがお似合いになられると思うなら、自信をもってご紹介するべき。美しい言葉を使うことももちろん大事だけれど、“この一着をお召しいただきたい”という自分の気持ちをそのまま伝えてみよう」とアドバイスをくださいました。

この一着を着た時のご新婦様のお姿、会場でどんなふうに映るのか、私の素直な気持ちをお伝えし、最終的にお客様に“運命の一着”だと思って頂けた瞬間は、私にとってもとても幸せな瞬間でした。――お式当日のお姿――

私たちは、お式直前の最終フィッティングがお客様とお会いする最後のお打ち合わせとなります。フィッティングの中で、当日のヘアメイクやブーケはどんなものがいいかな、内装はこんなのが素敵かな、とお話をすることはあっても、実際に当日を拝見できないもどかしさもありました。

デビューして数ヶ月、初めてお客様がお式当日のお写真を送ってきてくださいました。

それは、言葉では言い表せないほどにとっても美しく、幸せに溢れたお姿、ご家族の方々が祝福をするお姿にとても感動しました。改めて、一生に一度の大切な日に携わらせて頂けたことを実感した瞬間でした。それからは、お客様から届くお写真が私の何よりの楽しみです。そしてこれから先も、たくさんのご新郎様、ご新婦様との出会いが楽しみです。ぜひみなさんにもこの感動を味わって頂きたいです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。