RECRUIT BLOG

2019.07.14

中途採用面接官の立場としてのアドバイス

リクルートブログをご覧の皆様こんにちは。Dress the Life事業部の小川です。
今日は中途採用面接に関するお話しをご紹介したいと思います。

業界や職種、会社によって求められる内容やレベルは異なりますが、中途採用面接において求められる能力は下記の5項目といわれています。

ビジネスマナー
コミュニケーションスキル
文書作成や基本的なPCスキル
課題解決思考スキル
プレゼンテーションスキル

その中でも【課題解決思考スキル】については、何をどう話せばいいのか悩まれる方も多いのではないでしょうか?

そもそも、普段から自身の経験や業務をわかりやすくアウトプットするということを意識していないと、課題解決エピソードを伝えるのは難しいものですが、中途採用面接では、「課題解決のエピソードを教えてください」「現職の中で、どのような問題をクリアされましたか?」などと聞かれる場面が多くあります。
そこで、ここでは課題解決エピソードの作成方法について書きたいと思います。
(状況整理)
面接官は皆さんが在籍していた企業やビジネスモデル、部署、仕事内容については、あまり理解をしていないという前提で、自分が在籍している業界や企業、職務内容については丁寧な説明が必要になります。
 
(課題特定)
面接官は、なぜそれが課題だと特定されたのかを確認します。その「課題特定」が論理的思考に基づいているのか、主体性を持って特定されているのか、分析的に捉えられているのか等がポイントになります。
(課題解決)
課題が特定されたら、その課題を「解決」しなければいけません。ここで重要なのは、課題に対する解決方法、施策を自身で論理的に考えられているか、複数の選択肢を挙げられているか、プロセスを作り込んでいるか等がポイントとなります。
(推進方法)
自身が考えた課題解決を推進する上で、メンバーのモチベーション低下や協働者の理解不足、資金、情報などのリソース不足などの困難に対して、どのような推進をしてきたのか?について整理して説明する事が重要になります。

(定量的な成果)
「課題を発見して、解決のための企画をして、それを推進しました。」という内容は非常に素晴らしい話ですが、面接官の立場から見ると「その結果どうなったか?」という質問が残ります。
その結果の説明については、「お客様に喜んで頂けた。」などの定性的な内容ではなく、「営業成績が〇〇%になった。」など定量的な成果として伝えることがポイントになります。
以上、参考になりましたでしょうか?

是非、上記の様な整理方法を参考に、面接の際に皆様がご自身のお力を発揮し、キャリアアップされる事を願っております。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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