桜の季節が終わりました。先日まで外からお花見の声も聞こえていました。ちょうど本社の向かいは櫛田神社。桜の時期はとても賑やかです。スタイルオフィスの小川雅子です。

新年度、初回の月末処理の時期に入りました。今月入荷した商品の支払い、入荷するべき商品はちゃんと店頭に並んでいるのか・・・。一方で過去入荷し、たくさんの花嫁たちを彩ってきた衣裳は役目を終えます。常に最高の状態の衣裳に袖を通していただけるよう、店頭の商品のチェックを行っています。人気のドレスの状態は変わってしまってはいないか、繊細なレースにトラブルはないか、定期的にMDの目で、普段商品を扱っているドレスコーディネーターの目で確認をしてもらいます。
この機会にMDは自らが選んだブランドは、素材は、レンタル商品としての役割を果たせるのか、というあたりも気になるところとして確認、今後の仕入れにも影響していくのだと思います。

レンタル商品であっても、常に店頭には美しい状態で並んでいることが必要です。日々の商品のメンテナンスはもちろんですが、MDの目線で店舗全体の状態確認も行っています。

最近は、メンズ小物や靴などを販売する商品として入荷するようになりました。蝶ネクタイやポケットチーフ、メンズ、レディースそれぞれの靴。細かいものなので、仕入に関する事務処理やチェックなどもドレスとは違った面が多くなりますが新しいものが入荷する機会も多く楽しみですし、それによって店頭も賑やかになることと思います。

人気商品は店舗によって違うこともあります。Aという店舗ではそうでもなくても、Bという店舗では完売が近かったり。
商品は人気のある店舗へ移動してお客さまの手元へ。このあたりのコントロールもMDの仕事です。

それ以外でも例えばシャツや靴となるとサイズの関係もあり店舗移動することも多くあります。商品の移動は販売商品に限ったことではなく、レンタル商品においても同様でコーディネーターの意見やMDの判断によってA店舗からB店舗へ店舗を移動させることがあります。
ひとつの商品が最大限に有効利用でき多くの花嫁、花婿たちを彩ることができるようにです。
これら商品の移動に関してもそれぞれに応じた事務処理や商品管理はついてまわります。

MDは商品の仕入れをしたら終わりではありません。それをどうやって回数、コーディネートにおいても最大限に活かすことができるのか。お客様にもコーディネーターにも愛情を持ってもらえるのか。
そんな思いを直接コーディネーターに言葉で伝えるということも重要な仕事となっています。