みなさんこんにちは。リクルートブログをご覧いただき、ありがとうございます。JUNO天神本店でドレスコーディネーターをしております、上野日向子と申します。(上段右から5番目)

入社1年目の私から見た、ドレスコーディネーターとウエディングプランナーの違いをお話できればと思います。

私は就職活動でブライダル業界を中心に見ていました。そこで、ウエディングプランナーになるかドレスコーディネーターになるか迷い、ドレスを選びました。

まず、ドレスコーディネーターとは“お客様にドレスを選ぶ”ことが仕事です。

ショップには、ビジューやスパンコールがふんだんにあしらわれたゴージャスなものから、装飾が何もついてないシンプルなものまでたくさん種類があります。その中からお客様の好みやお顔立ち、雰囲気を見て運命の一着を探すお手伝いをしています。

対して、ウェディングプランナーはお客様の持っている「こんな式にしたい」を具体化し、結婚式そのものをプランニングしていきます。例えば、ゲストの人数は?余興は?テーブルクロスの色は?音楽は?アットホームな式にする?それとも厳粛な雰囲気? といった具合いです。

私は最初にお話した通り、ブライダル業界で就職活動をしていました。結婚式場でアルバイトをし、ウエディングプランナーになるかドレスコーディネーターになるかとても迷いました。私がドレスコーディネーターになってあらためて思うのは、どちらの職業も「お客様の当日のイメージを具体化し、ベストなものをご提案する」ことに変わりはありません。

対象が“お式”そのものなのか“衣装”かの違いです。

ただ、私たちDress the Lifeのコーディネーターは、似合うもの・好きなものだけを選ぶのではなく、お客様の式日、会場、パーティーのイメージ、ゲストの人数、こだわりたいポイントにそってお衣装を提案していきます。
そしてお客様がご決定されたドレスに合わせて、アクセサリーやブーケ、ヘアスタイルのご提案をします。

例えば、10月お式のガーデンウェディングのお客様であれば秋らしいワインカラーのドレスに、透け感のあるチュールでガーデンウェディングのカジュアル感をプラス。

そこに何色のブーケを合わせよう?黄色が入れば差し色に、白の大きなお花だとフェミニンに、小花だとアンニュイに、同系色でまとめるとシックな印象に。アクサセサリーは?ドレスの刺繍と同じお花のモチーフのヘッド?ゴールドにする?
ヘアスタイルは?アップにすると落ち着いた雰囲気に、ダウンヘアだと可愛らしく!

このように、お客様とイメージを膨らませながらお打ち合わせをしていきます。

私は最終的に自分が心からお客様に薦められるものがあるところに行こうと思い、ドレスコーディネーターを選びました。どの職業を選ぶにせよ、自分が好きなものや本当に良いと思うものがあるかどうかはとても大切なことだと思います。

どこに就職しようか迷ってるのであれば、心から良い!と思えるものがそこにあるか、考えてみてくだい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。