2018.12.10
デビューすることがゴールではない?定期CSチェックとは・・・
みなさまこんにちは。
ニューオータニ博多でショップマネージャーを務めており、福岡エリアのEDUをしております、大浦佳世子と申します。
本日はEDUの業務内容のひとつでもある、定期CSチェックについてお話しいたします。
新入社員がコーディネーターとしてお客様の担当をさせていただくための接客チェック、デビューCSチェックについては前回の吉村さんの記事をご覧ください。
今回は、すでにデビューをし、日頃お客様の担当をさせていただいているコーディネーターが1年に1度必ず受験する定期CSチェックについてお話しいたします。
定期CSチェックとはDress the Lifeとしてのクオリティを維持するためのチェックで、接客スキル向上のために定性的なフィードバック実施しています。
合否はつけないが理解度レベルは判定し、基本的に、1年に1度の受験。所要時間2時間半から3時間ほど(フィードバックを含め)で、対象者は正社員の全ドレスコーディネーター、チーフ です。
タイトルにもある通り、コーディネーターはデビューしたらそれがゴール、ではありません。
日々、変化するウェディング業界のトレンドやお客様のニーズももちろん勉強しなければなりませんし、それに合わせてさまざまなコーディネート提案や情報提供をし、お客様にご満足いただくことも大事だと考えています。そのためにデビュー後も年に1度は必ず全コーディネーターがCSチェックを受験し、接客が我流になっていないか、Dress the Lifeの目指すクオリティを維持できているかチェックをしています。
そのチェックの、チェッカーをするのがEDUです。
定期CSチェックではデビューCSチェックと違い、合否は出しません。現在の個人の課題や難しいと感じていることを一緒に考え、解決したり、今日よりも明日もっとお客様に良いご案内が出来るようになるための成長のお手伝いをすることも目的のひとつです。
今回はFiore Bianca鹿児島店で入社6年目のコーディネーターの定期CSチェックを行いました。
デビューして数店舗で経験を積んでいるだけに接客はもちろん、提案もすばらしいものでしたが、本人としては課題を感じている場面やうまくいかなかった場面もあったようで、具体的にどのシーンでどのように感じたのか細かくヒアリングしアドバイスをしました。
自分がコーディネーターだったらこのようなご案内をする、や自分がお客様だったらこのようにご案内されたら嬉しいやわかりやすい、など実践を交えたりして伝えていきます。
例えば、コーディネートするアクセサリーの合わせ方やドレスのプレゼンテーションの仕方、ドレスを広げる位置や仕草など。細かい部分も伝え、明日からすぐ実践で活かしやすいようなフィードバックをすることを意識しています。
貴重な時間を費やして行うチェックなので、コーディネーターにとっても実りある時間になるために、私たちEDUもチェッカーとしてコーディネーターを成長させてあげられているかを日々試行錯誤しながらチェックに臨んでいます。
教育に興味のある方ならまずはEDUを目指していただきたいですが、EDUに任命されることだけがゴールではないと思っています。私たちEDUもコーディネーターのみなさんと同じで日々勉強です。
フィードバックが伝わりやすいよう伝え方を学んだり、すてきなコーディネートやトレンドを雑誌やSNSから得たり。指導する側も同じです。つまり、どの役割もゴールはないのかもしれませんね。ゴールを決めることなくどこまでも成長ができる、というのはDress the Lifeの強みのひとつだと私は思います。
みなさんは現状に満足していますか?ゴールを自分で決めてしまっていませんか?
ぜひ一度考えてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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