2018.12.05
年末調整って?
こんにちは。FA(経理)の橋本です。
今回は、経理が担当している業務の中でも、入社後、皆さんにも関係がある年末調整についてお話しさせていただきます。
年末調整という言葉は、どなたもどこかで聞かれたことがあると思います。
また、誰かに年末調整ってなに?と尋ねると、大体の方が、年末にお金が戻ってくる制度だよと言われたと思います。
確かに年末調整をした場合、大方の方がお金が戻ってきますのであながち間違いではないのですが、実はもっと大事で、会社員として働く以上、必ずしなければいけない義務なのです。
年末調整とは、サラリーマンや公務員などの給与所得者に対して、事業所等が支払った1年間の給与・賞与及び源泉徴収した所得税等について、原則として12月の最終支払日に再計算し所得税の過不足を精算する制度である(所得税法第190条~193条)となっています。
簡単に言うと、納税者からすると、1年分をまとめて所得税を支払うと高額になる。税務署からすると、個々の納税者に対応しきれない。国からすると、税金の回収忘れがないよう、会社が代わりに、納税者の給与や所得税をまとめて調整する仕組みです。
例えば、年度途中で子供が生まれたり、住宅を購入したりした場合、所得税額が変わってきます。こうした税額の変動の最後の帳尻合わせとしての機能を持つものです。
会社によっては、12月最終日に振込や現金などで年末調整のお金が戻ってくるところもあるみたいですが、渕上ファインズでは、12月の給与で調整し還付や徴収を行っています。ここで、大方の方が還付されることとなりますので、戻ってきた!ということになるのです。
ただ・・・この書類の記入の仕方が意外とわかりにくく、面倒と思われている方も多いと思います。実際、わたしも毎年ネットで調べながら記入していました。
このように提出する側にとって負担の大きい年末調整の申請を、今年から紙媒体での提出から ≪スマートHR≫ というシステムに入力するだけで完了できるようにしました!
順序に従って入力するだけで良く、スマートフォンでもできるというものです。わたしも自宅にいる時にログインし、2分もかからずに全て完了しました。
このスマートHRは、入社する際や入社後の手続等にも利用しており、年末調整だけでなく、人事労務関連全般にわたって業務の省力化の大きな助けとなっています。
また、入社後2年目から給与天引きされる住民税についても、ふるさと納税などを活用し、次年度の住民税を軽減している同僚もたくさんいます。
これを読んでいただき、少しでも所得税や住民税について興味を持っていただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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