いつもリクルートブログをご覧いただきありがとうございます。
入社8年目、JOIE de treat.(ジョア ドゥ トリート)福岡店の矢野みなみです。(左から2番目)
今回は、ドレスコーディネーターとジュエリーコーディネーターの両方を経験してみて、共通しているなと感じたことを皆さまにご紹介できればと思っております。

ドレスコーディネーターとして在籍していた当初は、「結婚式」という人生において特別な瞬間を彩る衣裳選びをお手伝いをしてきました。
何度も経験できない事だからこそ、その人の人生におけるわずかな数時間に身に纏うものだからこその責任感はとても大きく、その分達成感もあるお仕事です。

Dress the Lifeでは、新婦さまの好みだけで選ぶだけでなく、どのような結婚式にしたいか、イメージされている会場の装花や披露宴での過ごし方などをヒアリングし、それに合わせてトータルコーディネートでの提案を大切にしています。

実際に提案したドレスを気に入っていただけた瞬間や、「矢野さんが担当でよかった」と嬉しい言葉をいただけた時には、ドレスコーディネーターという仕事をしていてよかったと思えるやりがいを感じていました。
一方、ジュエリーコーディネーターはというと、この先の人生を共に歩むリング選びをお手伝いするという、ドレスコーディネーターとはまた違う責任感があります。

結婚式当日だけ身に纏うドレスとは違い、リングは夫婦の証としてずっと身に着けるものであり、一生を添い遂げるものとして手元に残ります。
だからこそ、『このリングでいい』ではなく、『このリングがいい』と思っていただけることが大切だと感じています。

おふたりが日頃どのように過ごされているのか、どのようなお仕事をされているのか、デザイン・付け心地・ブランドネームバリュー・エンゲージリングとのバランス・予算など何を大切にされたいのか etc…

さまざまなことをヒアリングし、どのようなお人柄なのかを把握した上で、おふたりが心地よくベストな形で選んでいただけるよう提案したり、迷いの渦に入っている方にはおふたりの中で叶えたいことを一緒に整理して導いて差し上げることを意識しながら日々ご案内しております。
先日担当したお客様は、有名ブランドなどのネームバリューで選ぶのではなく心がときめくかどうか、結婚指輪だからこそシンプルすぎるのではなく程良くデザインがほしい、どこかにペア感がほしい、ということを大切にされていらっしゃいました。

それをベースに、どのデザインが一番ベストなのかを一緒に絞っていき、無事にご決定いただくことができました。

実際に仕上がったリングをお受取りいただいたときに、「このデザインにしてよかった!」ととても嬉しい言葉をかけていただき、喜んでくださっているご表情を拝見した時に、ジュエリーコーディネーターとしてのやりがいや魅力を再発見することが出来ました。
ただ好みで選ぶのではなく、その方にとってのベストをさまざまな角度から一緒に考えて導き出すという点、そして『お客様の人生を彩る』という点においては、ドレスコーディネーターにもジュエリーコーディネーターにも共通してます。

形として残るものか、一生身につけるものかどうかは異なりますが、その人の人生において”特別な何か”である根本は同じことで、これまでの経験がいま活かされているなと、このリクルートブログを書きながら実感しています。

同じ会社にいながら違う業種を経験させていただいていることへの感謝の気持ちを忘れず、
ベストを問い続けながら今後もお客様の人生を彩るお手伝いを続けていけたらなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。