2022.09.01
久しぶりのNYバイイング
RECRUIT BLOGをご覧の皆様、こんにちは。
MDのスタイルオフィスに所属し、Authentiqueのバイヤー/PRを担当しております、太田友美と申します。
本日はコロナ禍で行けていなかったNYのバイイングに約2年半ぶりに行ったときのことをお伝えいたします。
毎年4月と10月に開催される、NY Bridal Fashion Week。
世界的な感染症の流行に伴い、近年は各ブランドとオンラインで新作のチェックを行ってきました。
2022年4月。緩和が見えてきたことを加味し、バイヤーチームだけの最少人数ではありましたが、ようやく念願の現地でのバイイングが叶いました。
現地に到着すると、ほとんど街中でもマスクを付けている人もおらず、活気が戻ってきている印象を受けました。
それでも展示会場や各ブランドのアポイントの場では、世界中から集まる人達のことが考慮され、マスクや消毒など日本と変わらない対策をしてくれていることに感激と安心したことを覚えています。
Dress the Lifeでは、各ドレスショップのバイヤーが一緒にそれぞれのブランドを訪問してバイイングをしています。
担当ブランドでない時も、写真を撮ったり仕入れ値の確認をその場で行ったり、Dress the Lifeの花嫁様の身体に合うような仕様指示など、サポートをします。
また、今期のトレンドチェックや素材の使い方や細かなディティールを確認して、知識を得ることも大切なポイントです。
Authentiqueでは、パリコレブランドでもあるELIESAABへの訪問が叶いました。
イギリスの有名女優、エリザベス・テイラーの邸宅だった場所でのアポイントでした。
ラグジュアリーな雰囲気が漂う、空間を贅沢に使い新作がディスプレイされている1階から2階に通されると、テーブルにはデザイン画が置かれていました。
新しいドレス達をこれから見れる!と、とてもワクワクしました。
今期のCollectionテーマやインスピレーションなどを担当者から伺い、ドレスを身に纏ったモデルさんが1人ずつ出てきてくれます。
2023SSCollectionは、プリラファエラの絵画からインスピレーションを受けて製作されました。
軽やかさや透明感のあるデザインが多く、SSならではの季節感を感じるCollectionでした。
繊細なディティールはもちろん、大きなフラワーモチーフが目に留まり、バイヤー一同心が躍る瞬間がたくさんありました。
気になったデザインは特に、近くでどんな技法が使われているのかを担当者から伺いながら確認します。
今回目に留まったのは、オーガンジーを柄に切り出し、周りを刺繍した手の込んだ1着。
一見レースのように見えた素材は、職人さんの技術がたっぷりと詰まった贅沢なドレスでした。
胸元がまるでチューリップのようにデザインされ、儚さと可憐な雰囲気が漂っていました。
今回バイイングしたドレス達は、今年の秋ごろから日本に到着し始めます。
帰国後には、待ってくれているAuthentiqueの店舗メンバー達に、現地の空気感や直接聞いた話を共有するという、大切なお仕事が待っています。
早く日本で自分達の手元に届くことを楽しみに、このワクワクを伝えていけるようにと強く感じたバイイングでした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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