2022.08.17
興味を持つこと
リクルートブログをご覧の皆様こんにちは。
大阪DC遠藤です。
これまでもブログを通して、DC業務について幾度かご紹介させて頂きましたが、DCの業務は、実際働いてみないと何をしているのかが分かりにくい仕事でもあります。
DCの仕事を知るきっかけは、殆どの方が求人情報をみて来て下さいますが、婚礼衣装の会社の裏方の仕事??
セッティングって何だろう???
という感じで初めはご応募いただくことが多いです。
もちろん面接時に業務内容の詳細はお伝えしますが、みなさん同じく「?」な表情ですね。
あぁ、、あの時の説明は、こういうことだったんだ!!
と合点するのには最低でも半年はかかり、全てがつながって楽しくなるのは個人差はありますが、早くて1年、3年目にようやく全体が見えたという方もいらっしゃいます。
ご自分の入社当時の事を思い出すと、みなさん口をそろえて、「私は今、何をしているの?」という状態で不安な毎日過ごしてました、と。
私自身も入社当時は、ちょうど11月の繁忙期で、留袖だけで200名様分のセッティングがあり、右も左もわからないまま、先輩方にがむしゃらについていき、猫の手も借りたいほどの忙しさも今となっては楽しい思い出です。
これまでたくさんの方とお仕事させた頂きましたが、私が心残りだったのが、怒涛のような慌ただしさに耐えきれず、本当のDCの仕事の魅力を知らずに辞めていく方がいらっしゃった事です。
関西に来て7年になりますが、DCにご縁がある方には裏方の仕事の魅力をお伝えしたいという想いから、取引先の和裁士さんに来ていただいてお直し方法を教わったり、
コロナ前は関西の店舗へ見学に行ったりと、試行錯誤してました。
コロナ後は中々そういう機会も少なくなってしまい、刺激と言いますか、何か物足りなさを感じておりましたが、ついに先日、SOの横村さんが大阪DCに来て下さることになり、外からの風がDC内を通りすぎ、すごく新鮮な時間を過ごすことができました!
みんなで色々質問を準備して、当日は
・モーニングのボタンの付け方
・ファスナーチェックの目線合わせ
・留袖の裾切れの緊急の対応方法
・チュールをどうやったら目立たず縫い合わせれるのか
などなどいろいろな質問をさせて頂きました。
この日をきっかけに、こういう機会は大事だなと思いまして、先日は、留袖の帯選び、どの部分がお太鼓になるのか、どういう部分が着付けの際に負担がかかるので破れやすいのか等、鮮度チェックの目線合わせも含めて伝える時間を作ってみました。
DCには本体がないので、長襦袢で着つけてます!
袋帯のどの部分がお太鼓にくるのかがわかると、その帯の印象ががらりと変わるものもあり、皆でワイワイ盛り上がりました!
これでお店から選品で届いた留袖に合わせる時の選び方も、楽しく、スムーズになると思います♪
日々の業務に追われる事ばかりですが、こういう少しの事でもいいので、隙間の時間を見つけて、DCの仕事に興味を持っていただく機会を作っていきたいと思います。
次は中振袖帯・小物合わせを行う予定です。
最近は同色系でまとめるのが流行りのようでして、昔とは違う合わせ方を
勉強しなければ!です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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