2022.08.20
感動の涙
皆さん、こんにちは。いつもリクルートブログを読んでいただきありがとうございます、
事業本部の藤枝江里子と申します。
今回は、先日担当したお客様の結婚式について書いてみます。
3月終わり、ある店舗のマネージャーから相談の電話がはいました。「明日、大阪へ行ってご新規のお客様を接客をできる人はいないか?」と切羽詰まった感じがしたので、私がやると受けました。
本社へ行っても、現場のトップである以上は、常にお客様の動向、スタッフの接客レベルは知っておく必要もあり、日頃から突然の接客には慌てることはありません。ですが、初めてお会いする方になりますので好奇心と緊張と様々な感情が入り混じります。そして結果、そのまま担当させていただくことになりました。
4月の終わりにご家族そろってお店にお越しになり、私も担当のため、出張というかたちで店舗に入りました。
2ヶ月後の結婚式ということもあり、この日に決めれるものはすべて打ち合わせをして決めるスケジュールをプランナーさんが組んでいました。
ドレスに与えられた時間は3時間。このなかで、ドレス、タキシード、モーニング、帯を決めていくには一人ではできず、もう一人コーディネーターについてもらい、ドレス以外は別のお部屋で合わせてもらいました。
こうやってサポートしてもらえるスタッフがいるのは心強いですね。通常お店にいないため、お客様とのやり取りはすべてメールでした。特に6月にはいるとご持参いただくものについては早めに案内し、注文いただくものに不備はないか?追加はないかなど細かくやり取りが続きました。このやりとりが、お店にいなくてもお客様とつながっている証になるので、私も安心感があります。
挙式前日のサイズ合わせ、挙式当日ももちろん立会いしました。ホテルでしたので、プランナー、ヘアメイクさん、介添さん、カメラマン、サービススタッフなどたくさんの方が館内にたち、全員で作り上げる結婚式の輪の中に私も入れてもらえ、そこにはなんとも言えない心地よい緊張感がありました。
現場でマネージャーをしていたころから10年近く経ちましたが、「あーこれこれ、この感じ」と心躍るものありました。衣装だけが情報をもっててもだめ、私たちは当日は黒子ですから、プランナー、介添えさん、ヘアメイクさん、カメラマンさんなどに当日でもお客様から得た情報はすべて伝え、皆が安心して仕事ができるように動かなければなりません。
私は、このお客様を通して、新郎新婦様はもちろんですが、一番会話をしたのは実は新婦様の御母様でした。
結婚式が結び、披露宴会場から出てこられたお母様にご挨拶をした瞬間、お母様は涙し、私にハグをしてくださいました。その間、ずっと「感動した」「ありがとう」「この衣装でよかった」を繰り返し、繰り返しおっしゃってくださいました。この仕事の醍醐味は、これです。
お客様が感動し、涙し、感謝の言葉をいただく。そしてそれがずっと記憶に残り続ける。これからの新郎新婦様の、お母様の人生に関われたこと、そして良い記憶として残り続けることができたこと、一番嬉しいのは実は私でした。
それは、「Dress the Life」そのものだからです。
最後に、他人の人生に関わること。それはそれは重いものです。そして相当の覚悟が必要です。ですが、結婚式当日のこの瞬間に立ち会えることでそれは喜びに変わります。
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