「向いていない仕事」の会社に入社した私の現在

リクルートブログをご覧の皆様こんにちは。
THE TREAT DRESSING長野店でショップマネージャーをしております矢野うららと申します(写真左)

2019年新卒として入社し、その後はFiore Bianca鹿児島店、宇都宮店で本当にたくさんのお客様の大切な一日のお手伝いをさせていただき、目まぐるしくも素敵な3年間を過ごしました。
現在は別の土地、長野でお客様のお手伝いをさせていただいております。

「あなたにはブライダル業界、この仕事は向いていないと思います」
これはブライダル業界を目指していた私が、大学3回生の頃に面接官から言われた言葉です。

大切な一日を作り上げるお手伝いをしたい、結婚式の準備の時間を大変だったけど楽しかったとお式が結んだあとも笑いながら話せる時間にしてほしい。
お客様自身も気づかなかった希望や思いをカタチにするお手伝いをしたい。

このような気持ちで気がつけばブライダル業界を目指して、就職活動をおこなっていた矢先に降り掛かった言葉でした。

やりたいことと向いていることは違うのかもしれない、別の業界をめざすのがいいのかも・・・

様々な業界、業種の説明会に足を運び、たくさん悩みましたが、Dress the Lifeから念願の内定をいただき、お客様、上司、先輩、同期やメンバーのおかげで2021年には上期MPP(most person player)という目標にしていた賞を受賞させていただくことができました。

お客様やメンバーに迷惑をかけてしまったこと、自分の苦手なことを目の当たりにして投げ出したくなること、大切な一日に携わらせていただくことの責任に押しつぶされそうになったことも何度も何度もあります。

「これが向いていないということか!」と理解したこともあります(笑)

ですが、「向いていない」と言われたお仕事にそれでも携わりたいと思って飛び込んだ覚悟、そんな私を頼ってくださるお客様、メンバーに支えられているのだと思います。
考えてみるとこのお仕事が大好きで、お客様のおかげということはもちろんですが、Dress the Lifeだからこそ楽しくお仕事をさせていただいていると日々感じております。

もっとこういう風にすれば素敵になるよ!と自分の担当以外のお客様に対しても、本気で向き合ってくれる上司やメンバーがいること。
お客様のために、という思いを大切に一つの方向を向いて取り組める環境が魅力だと思います。

「向いていない」と言われた私は友人から「本当に仕事が楽しそう」「好きなことを仕事にしていて羨ましい」と言ってもらえたり、ありがたいことにお客様からも「この仕事がきっと天職なんですね」と言っていただけたりすることがあります。

就職活動中はやりたい仕事と向いている仕事、何を大切にすればいいか分からなくなることがあるかと思います。
自分が本気で向き合いたいと思うことは何か、自分は何を大切にしたいのか、自分の思いに正直に飛び込み、ドレスコーディネーターになることを諦めなくてよかったと心から思います。