リクルートブログをご覧の皆さま、こんにちは。
Fiore Bianca奈良店にてドレスコーディネーターをしております野村実央と申します。(写真左から2番目)

みなさまはドレスコーディネーターと聞いて、どんな仕事内容を思い浮かべますか?
新婦さまのドレスを一緒に決める!というのは誰しもが思い浮かぶことだと思います。

ただ、それだけではありません。
新婦様のお衣装やアクセサリーなどの小物類、新郎様のタキシード、ご家族様のお衣装、全てを決めていきます。
お客様にとって大切なご結婚式がどのような流れで当日を迎えるのかをお話させていただきます。

初回は新婦様のお衣装を中心にご覧いただきます。

衣装に対してのイメージ、お式のイメージについておうかがいし、新婦様のお好みに合いそうな衣装を提案いたします。初回の段階ではイメージがあまり浮かんでいない方も多くいらっしゃるため、私たちがプロとして新婦様を引っ張っていきます。試着の際、お部屋の中でドレスに着替え、ヘアアレンジをし、アクセサリーをつけていきます。初めは緊張していた新婦様もだんだんと緊張が解け、お部屋の中ではお話をしてくださるようになります。距離を縮められる場所でもあるので、私はこの時間を大事にしていますし、大好きです。新婦様のお衣装が決まれば次は新郎様のお衣装合わせです。

新婦様の衣装の雰囲気やカラードレスに合わせてタキシードをお選びいただくことが多いためドレスが決まってからタキシード合わせを行います。新婦様だけでなく、新郎様も結婚式の主役です。
挙式のスタイルからお色直しのスタイルまでご提案させていただきます。

新婦様はいつもはフィッティングルームで試着をする立場ですが、タキシード合わせの際は立場が逆転します。「待ってる時間はこんな感じなんですね、楽しいです♪」と仰ってくださる方が多く、待ち時間も楽しんでくださっています。披露宴は新郎新婦様お二人のパーティーというイメージですので、新郎様もガラッとお色直しをすることをおすすめしております。
新郎新婦様の衣装が決まれば、新婦様の決まった衣装に合わせてアクセサリーを決める打ち合わせとなります。

決まったドレスをもう一度お召しいただきヘッドアクセサリーやイヤリング、ベール、グローブを合わせていきます。アクセサリー一つでコーディネートの雰囲気がガラッと変わるためいろいろ試していきます。新郎新婦様のご来店に合わせて、衣装を手配するのももちろん私たちの仕事です。
アクセサリーまで全て決定すれば、後は最終フィッティングのみとなります。
ドレスには手縫いでお直しを入れていき、衣装に汚れなどがないか確認を行います。
動いても、歩いてもドレスが下がってきたり、ズレたりがないかを確認し、完璧な状態でお客様を結婚式へ送り出します。お式までのお打ち合わせの内容を振り返りながら新婦様とお話をします。
ドレスコーディネーターは当日の立ち会いができないため、ここでお客様とお会いできるのが最後になります。

お客様とお見送りしてからも、私たちの業務はまだ続きます。

衣装の最終の確認をし、式場へ納品へ行き衣装を広げてドレスやベールにスチームをかけ、再度確認を行います。ここまでが結婚式の準備までの流れとなります。

後はお二人が無事に結婚式当日を迎えられることを願います。

いかがでしょうか?

接客の時間はもちろんですが、接客後には式場へ変更点、追加点の報告をしたり、
パソコンと向き合う処理業務も意外にも多いのです。業務内容は幅が広くいろんな知識が身に付きます。

早い方だと一年前から衣装選びを始めるため、お客様と長いお付き合いになります。もちろん大変なこともありますが、お式が無事に結んだ時の達成感や、お客様からの温かいお言葉、やりがいがたくさんある仕事だと思っております。

皆さんも私たちと一緒に働ける日を楽しみにしております。

最後までご覧いただきありがとうございました。