2022.06.29
ロール・プレイング
リクルートブログをご覧のみなさま、こんにちは。Fiore Bianca京都店でドレスコーディネーターをしております稲葉と申します。(写真左上)
本日はお客様のご案内以外に、ドレスコーディネーターは日頃なにをしているのか、その一部ロール・プレイング(以下ロープレ)についてお話していきたいと思います。
ロール・プレイング=役割演技
現実に起こる場面を想定して、複数の人がそれぞれの役を演じ、疑似体験を通してある事柄が実際に起こったときに適切に対応できるようにする学習方法の一つ。
Dtlでもプロジェクトが発足するまでに重要視しているロープレですが、私が所属しているFiore Bianca京都店でも一人あたり週に2回は必ずロープレの時間を取るようにしています。
では、なぜ大事な業務時間中にロープレに時間を割くのかというところについて、実体験をもとにお話ししていきたいと思います。
私が以前所属していた店舗は、提携先の会場がどこもオーシャンビューであったり真っ白なチャペルに大きな披露宴会場で、雰囲気としてはかなり華やかで洋風な印象の会場が多くありました。そのためお打ち合わせ中の会場描写の際には、なるべく横文字を使ったり、落ち着きのあるスタイルというよりは、明るく華やかな接客スタイルがお客様にも響きやすかったように感じます。
そのスタイルのまま京都店に配属された当時はカウンセリングで、するのが当たり前のように聞いていた演出も「演出はとくにしません」という方や、式場の決め手を伺った際には「和の落ち着いた雰囲気がよかったから」という未経験の言葉が飛び交うわけです。
我ながらその返しの手札を持っておらず「あ、、、そうなんですね〜(終了)」という何のために聞いたの?なカウンセリングをしてしまっていました。
そこで当時のマネージャーに相談し、色々と模索していた中で式場のプランナー様に式場のロープレを見せていただける機会を作ってくださいました。そこで気がついたことは、京都店の特徴として和の雰囲気を大事にしている式場が多いことから会場描写の台詞も「伝統的な〜」や「厳粛な〜」「木の温もり〜」など表現方法を少し変えるだけで、会場描写がグッと明確になるということです。
ただ、それがわかったからすぐに接客スタイルが変えられるかというとそう簡単にはいきません。
まずはロープレで繰り返し自分に叩き込む。まさにロープレの定義である「疑似体験を通して適切に対応できるようにする」が本当に大切になってくるわけです。
京都店のメンバーは今一つの会場に特化して日々ロープレをしています。私の感覚ですが、この会場をこんなにもわかりやすく、明確に、かつ印象よくご案内できるのは日々ロープレを重ねているこのメンバーだけだと思います。
たかがロープレ、されどロープレ
今日のロープレが明日の自分を強くする!笑 そんな気持ちで日々のロープレに励んでいます。
ドレスコーディネーターの隠れた業務ロープレについてお話させていただきました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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