2021.11.30
40過ぎての転職
はじめまして。私は43歳にして転職を決意し、2021年10月にマーケティング担当としてDress the Lifeに入社しました、上野道雄と申します。
読者の方々にはあまり参考にならないかもしれませんが、私がDress the Lifeへの転職を決意した経緯と理由を書き留めたいと思います。
社会人スタートから数年間を出版業界で過ごし、雑誌編集業務の経験を積んだ後、その経験を活かすべく、大手ゲストハウスウェディング会社にて広告宣伝業務を担当することになりました。
入社当時、東証一部上場を目前に控えていたベンチャー企業では、毎月のように広告予算が増えていきます。とにかく広告を出して一件でも多くの集客を勝ち取る。いわゆるベンチャー的な働き方で、紙媒体、テレビ、ラジオ、webまであらゆる広告出稿業務を行っていました。
しかしそんな祭りのような右肩上がりの成長がいつまでも続くわけはありません。新規参入する競合他社がいる限り、市場は必ず飽和します。その会社も業績は横ばいになり、結婚式の「量」から「質」を求めるようになっていきました。私も会社が成熟してきたのだと納得していた一方、少し物足りなさを感じるようにもなっていきました。
そんな中、私をその会社に誘ってくれた同志が結婚式場事業での独立を決断し、新しい会社を設立しました。そこへ私もジョインしたのは自然な流れでした。
新しい会社のコンセプトは「wedding に自由を」。
PRから打合せ、デコレーション、本番の進行に至るまで、既成概念にとらわれない自由な発想でウェディングを再定義しようという理念のもと、特にPR部分においては各種媒体に高額な広告費を払って出稿するのではなく、自社で集客を行い、顧客が支払う料金と広告費を同時に下げる「ウィンウィン」を実現することを目標に掲げました。
とはいえ、言うは易し。理念がいかに素晴らしくても、お客様に見つけてもらわなければ事業として成り立ちません。設立当初はなかなか問合せが入らず、メンバー全員で胃の痛い日々を過ごしていましたが、様々な試行錯誤を繰り返し、SNSの台頭もあって少しずつ問合せが増え、結果としてはコロナ前まで毎年右肩上がりの成長を実現することができました。
ここでようやくDress the Lifeへの転機が訪れます。
コロナで世の中のすべてが止まっていた2020年4月、私はウェディングとは違うグループ会社への異動を命じられました。もちろん仕方がないと納得していましたが、それから1年ほどまったく別の事業に携わってみてあらためて気付かされたのは、やっぱりウェディング事業が好きだということでした。
同時に社内でいまさら元のセクションへ戻ったところで自分自身の大きな成長は期待できないことも、別事業に携わってみて、新たな発見や自身の成長を実感できたことで、気付けたことでした。
そんな中、以前から親交があったDress the Lifeとのご縁をいただき、新たなビジネスモデルの構想をお伺いし、私のキャリアが活かせて会社と自身の成長も期待できる、今こそ転機だと考え、何より好きなウェディング事業に携われるのであればと、即決で入社を決意させていただいた次第です。
今回含め何度か転職したタイミングを振り返って言えることは、どの転機においても直観的に「ご縁」を感じたことと、少しでも迷ったり悩んだりした転職は一度も無かったということです。もちろん家族には相談しましたが、当然、自分で決めたことですから、後悔したこともありません。
新たなビジネスモデルについては、また別の機会に綴りたいと思います。
最後まで読んでいただけた方、ありがとうございました。
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