RECRUIT BLOG

2022.01.26

おすすめの本をご紹介します

皆さん、こんにちは。Fiore Biancaカノビアーノ福岡の尾上と申します。

突然ですが皆さん本は読みますか?
私は子供の頃から家に本がたくさんあり、今でも読書が大好きです。自宅にはお気に入りから、まだ読めていないものまで何冊もの本があります!
ただただ本が好き!ということもありますが、読書をすることで人に何かを伝える力がつき、言葉の引き出しも増えていくものです。
好きなことが働く時に大いに役立っています!

そこで、今回は私のお気に入りの本をご紹介いたします。

1冊目は「アランの幸福論」、フランスの哲学者アランによる人生論を説いた著書です。哲学者と聞くと堅いイメージもありますが、1ページの文章が非常に短く、ポジティブな言葉ばかりでとっても読みやすいです。著者は19世紀頃活躍した人物なのですが、現代まで読まれているのも納得です。一冊を一気に読み進めるのもいいですが、その時の自分に当てはまる言葉を探してみるのもおすすめです。つづいて2冊目は、江國香織著「つめたいよるに」。短編小説集なので、さくっと読み進めることができます。
特に好きなのは「デューク」というお話です。初めて読んだのは高校の国語の教科書だったのですが、なんてきれいな文章なんだろう!と感動し、直ぐに本を買いに行ったのを覚えています。ちょっと不思議な世界観が好きな方に読んでほしい作家さんです。

今私が読み始めているのが、松浦弥太郎著 「しあわせを生む小さな種」。日々の暮らしを丁寧に幸せに生きていくこと、自分だけではなく、まわりの人にも幸せになってもらえるヒントが詰まった一冊です。
忙しく過ごしていると忘れがちなことを思い出させてくれます。松浦さんの文章は言葉遣いが非常にやわらかく、優しさが本から伝わってくるので読んでいるだけで癒されます。最後は、穂村弘著 「絶叫委員会」
題名が独特なため、この本を読んでいると、どんな本なの?とつっこまれることもよくあります。
著者が出会った、見知らぬ人の会話や知人の話の中で出会った様々な言い回しについて書かれたエッセイです。聞き流してしまいそうな、なんてことない会話の中に面白いことがたくさん隠れている!そう思わせてくれる本でした。それまで小説にしか興味のなかった私が、エッセイを読むきっかけになった一冊でもあります。

今回おすすめした本も是非読んでほしいのですが、普段から本を読む習慣がないと、読んでもなかなか頭に入らないなんてこともありますよね。
まずは短いエッセイや好きな人の自叙伝など、自分の心に留まる本から読んでみてはいかがでしょう?
好きな本や好きな言葉がひとつ見つかるだけで、心が少し豊かになると思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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