リクルートブログをご覧いただきありがとうございます。
新卒入社2年目、トリートドレッシング福岡にてドレスコーディネーターをしております松本佳純と申します。

皆様はドレスコーディネーターという職業についてどのような印象をお持ちでしょうか?
ドレスのプロとして、ドレスの知識を深めるのはもちろんのこと、幅広いコーディネートの知識を身に着けたり、時代によって移り変わる結婚式自体への知識を深めたりと、日々勉強の日々です。

ウェディングドレスは、レンタル価格で1着20万円～100万円ほどの価格です。ドレスという高級商材を扱う私たちは、ドレスのプロであると同時に接客のプロでなくてはなりません。
接客のプロであるために大切なことはたくさんありますが、質の高い接客・サービスを受けることもそのひとつであると考えています。そのためお休みの日には、パートナー会場様へのランチや、ジュエリーショップへ行き定期的に顧客体験をするようにしています。
少し前になりますが、友人と西中洲のフレンチレストランで食事をしました。パリの2つ星、ブルゴーニュの2つ星のレストランで修行されたシェフとソムリエお2人で経営されているモダン・ガストロミースタイルのレストラン。全10席ですが、非日常空間を大切にしたいという思いから1日2組限定の完全予約制になっています。
メニューは10皿構成のコース料理のみ。
それぞれのお料理のタイトルと食材のみが記載されたメニューを眺めながら席に着いただけでこれから始まるディナーに緊張感とワクワクが止まりませんでした。ボトルワインにも惹かれましたが、ワインの種類が豊富でソムリエさんもいらっしゃるのでせっかくなのでお料理に合わせてグラスワインを頂きました。始まりのシャンパンから魚介に合わせた白ワイン、肉料理に合わせた赤ワイン、最後のデザートワインとコースの終盤にはほろ酔い気分(笑)

冷たいお料理には冷たく、温かいお料理には温かいカトラリーで料理人の心遣いを感じます。運ばれてくる様々なお料理の盛り付けに感動しましたし、なによりもお料理を運んでくるソムリエさんの所作や、季節や天候、シェフの想いを語る美しい言葉たちが、料理に一層華を添えていました。

真っ白な店内で、日常を忘れるようなゆったりと素敵なお時間を過ごすことが出来たのは、ただお料理がおいしいだけでなくシェフやソムリエのパフォーマンスあってこそだと思います。

わたしたちは、取り扱っているドレスへの絶対の自信と愛があります。
ただそんな素敵なドレスでも、コーディネーターの接客次第ではお客様にその魅力を伝えることはできません。
逆に、コーディネーターの接客力次第では、その価値魅力は何倍にもなります。そんなことを改めて感じた休日でした。

これからも、たくさんのサービスに触れてたくさんの花嫁様の笑顔の一因になれますように。
このブログを読んでいただいた皆様が、少しでもドレスコーディネーターのお仕事に興味を持っていただければ幸いです。

ご精読ありがとうございました。