皆様、こんにちは。営業本部の中熊弥生です。
今日は、私がドレスコーディネーターとしてお客様とご案内させていただいていたときのお話をさせて頂きます。私は、当時のJUNO日航熊本店でコーディネーターとしてデビューさせて頂きました。デビューしたての私は、毎日、周りのみなさんや、ショップマネージャー、式場の皆様にたくさんご迷惑もかけながら、一日あっという間という感じで過ごしていました。そのときに、あるご両家様を担当させていただいた話です。キャリアも経験もない私は、ただただお客様にドレス選びを楽しんでほしい!!という想いだけで、お打ち合わせさせていただいていました。お客様からしてみると、荒削りすぎて、ご不安な想いもさせてしまっていたかもしれません、、、。その、担当させていただいた新郎様のお母様は、毎回新郎様新婦様の打ち合わせもご一緒にご来店いただいておりました。お母様、いつも多くはお話されないのですが、いつも私に、「このお仕事はとっても素敵なお仕事ですね」とお話してくださってました。そして、お帰りの際には、いつも「今日もありがとうございました」「また、来ますね。」とお言葉を頂いておりました。今、振り返れば、このお母様からのお言葉に、どれだけ励まされていたかと思います。結婚式当日、無事にお開きを迎え、デビューしたての私は、次もがんばろうと感じさせていただいたご両家様だったと今でも大切な思い出として感じます。そして、それから、5年後のある日です。私は、JUNO日航熊本店ではなく、クレアージュリゾート店に異動になりドレスコーディネーターとして、勤務しておりました。いつも通り、初めてドレスサロンにご来店されるお客様を玄関でお待ちしておりました。そこに、5年前に担当させていただいた新郎様のお母様が新婦様とご来店されたのです。私もお母様も、とてもびっくりしましたが、またお会いすることが出来て本当に嬉しかったです。今でもこの瞬間は、はっきりと覚えています。お母様は、「今度は、妹が結婚するからついてきたの」とお話頂きました。すると、お母様が、中熊さんに任せておけば大丈夫ね。と新婦様にお話頂いてました。お母様から、「あのときは、若いのに一生懸命にやってくれてありがとうね。大変だったでしょ。あのとき、中熊さんが担当でよかったね。とお家で話していたんですよ」と、お言葉を頂き、5年前に、ドレス選びを楽しんでほしい!とだけ考えて、対応していたことが伝わっていたんだなと思うと、これまで大変だったことも、どこかへ行ってしまいました。新婦様に、5年前のお話をされるお母様はとても楽しそうで、5年経ったときに、頑張ってよかった。と心から思いました。これまでたくさんのご縁を頂きここまでやってきましたが、改めて、感謝されることの喜びを感じました。これからも、ひとつひとつに感謝を忘れず、大切に仕事をしていきたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。