2021.09.03
良い結果を出すには?
リクルートブログをご覧いただき、ありがとうございます。事業本部SV兼営業管理の池口です。
何かを実行したら、できるだけ良い結果を出したいですよね。
「成績を上げたい」「憧れの仕事に就きたい」「ダイエットを成功させたい」というような希望や、ドレスコーディネーターであれば「お客様に信頼されるコーディネーターになりたい」「センスを磨きたい」「表彰されるトップコーディネーターになりたい」など、仕事でもやはり憧れる未来の姿があり、皆努力をしています。
自分の望む素敵な未来のために、私達は常に何かを期待しながら想像し、日々の行動に繋げています。
「常に良い結果を出す必勝法」のようなものは、残念ながら現実として無いように思うのですが、「できるだけ良い結果を出すための方法」はあるのではないか?と私は考えています。
その方法とは「原因の分析」+「効果的な対策の実行」です。
物事は何かしらの結果が出ます。「今の姿」は、「過去の出来事・行動の結果」と考えることができます。原因と結果というのは切っても切れない関係です。
そして原因はひとつに限らず、いくつかの要素が絡み合っている場合も多々あります。良い結果につなげるための方法として、以下の流れでアプローチしていただけたらと考えています。
手順① いくつか原因を想定し、過去の行動の振り返りや記録を遡る
日々変動する数字や行動内容の「記録をとること」も、後日に振り返りたい場合はとても役に立ちます。また「記録する」という行為自体が、意識付けを強めてくれる行動にもなります。まったく原因の想像がつかない場合でも、想像力を振り絞って「仮説をたててみる」ことは、何かしらの効果をもたらしてくれると思います。 手順② 振り返りの中で「良かったこと」も把握する
結果には結びついていなかったけれど、やっていてプラス効果のあったこと、続けられそうなこと、回数を増やす等もっとできそうなことがあれば、その点もおさえておきます。
手順③ 原因ごとの影響力で順位付けをする
複数が絡み合っている場合でも、結果に影響力がありそうなものは目星を付けられると思います。手順④ 原因を取り除くために、できそうな対策・解決策を立てる
原因が複数あれば、それぞれに対して対策を考えます。ひとつの原因に対し、対策が複数出てくる場合もあります。この対策がきちんと原因に対応していないと、いくらやっても解決に至りません。
効果の出ないムダな努力にならないように、原因に対処するための作戦をしっかり吟味する必要があります。また、対策があまり具体的にならない場合は、原因の根本の理由がまだ掴みきれていない可能性もあります。
①に戻って、原因を細分化していただきたいと思います。手順⑤ ②③④から、何を実際に選択するかを決める
③④はマイナスをなくすためのアプローチ、②はプラスをさらに増やすアプローチです。「原因と対策」の取り組みは、基本的には何かを我慢したり努力したり、苦労を伴うことが多いです。それが以前はできていなかったから、結果が出ていなかったのです。
それに対し②は、「プラスの効果があり良かったと思える行動」を伸ばす・増やすことです。好きなことや楽しいことは、皆さん積極的に実行できると思います。それが足りていなかったのであれば、もっと数を増やして「得意なことを伸ばす」ことも選択肢のひとつです。両方を組み合わせることで相乗効果も生まれます。
あとは、自分の選んだ方法を実行するのみです。 少し面倒に思えるかもしれませんが、この過程を丁寧にしてみると、思わぬ気づきがあったり、できそうだと思えることが増えたりします。新たな取り組みをスタートするための有意義な時間を過ごしていただけるかと思います。私が担当している「営業管理」という業務は、上記のようなアクションが主な仕事です。店舗でスタッフ皆さんが日々努力して得ている結果を分析し、原因を予測検討して対策を立てたり、より効果的な取り組みができないか?を日々考えています。
結果からただデータ分析しただけではあまり意味はなく、そこから導き出せる取り組みやアイデアが重要です。数字以外の多くの要素をふまえて検討し、全店のより良い結果に少しでも貢献できればと思い、日々奮闘しています。
皆さんのより良い未来のために参考になればと思い、書かせていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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