2021.09.01
NEW 着物ビジュアル撮影レポート
Dress the Lifeのリクルートブログをお読み頂き、ありがとうございます。
Style Office (スタイルオフィス)にて、JUNOのPRを担当しております、三代朋佳と申します。(写真中央)今回はJUNOでは約3年振りに行った和装カタログ撮影をレポートしたいと思います。
ドレスやタキシードのビジュアル撮影と同様に、和装の撮影についても自分たちのブランドの世界観をしっかりとお伝えすることはもちろん、「どのようなお客様に向けて」「どんな気持ちになって頂きたいか」を考えた上でイメージをつくり、それを形にするフォトグラファーやヘアメイクスタイリストへ共有し、撮影を進めます。ときにはプロフェッショナルであるパートナー様へ意見を聞いたり相談をしながら進めることも。
また、商品についても和装は1コーディネートに必要なモノが多くある為、ドレスのそれとは全く別物です。そういった意味でも特に、事前の準備がたくさん必要になる撮影と言えるでしょう。
私達が取り扱っている和装の中でも、京都の和装メーカー・和装の技術を持った職人の方と打ち合わせを行いながら独自に作り上げている「ENISHI」というオリジナルブランドがあります。 こちらはその「ENISHI」の中の引振袖。長浜古代ちりめんという最高級の生地を染め上げ、手描き友禅によって衣裳全体に丹頂鶴を大胆に配した“飛翔鶴霞文”と呼ばれる文様です。鶴の羽には豪華な横振り刺繍。バックの霞には金箔加工を施して、とても贅沢な逸品です。手描き友禅の美しいグラデーションの美しさをお伝えする為に、ポージング等もどうすればより良いか、その場でアイディアを出し合いながら撮影していきます。
また、和装の小物コーディネートや、ヘアメイク、装花とのバランスもとても重要なポイントです。準備をしてきたもの+αで大切なことは、その場でさらにより良くイメージに合っているか、着物自体の美しさや、見ている方に感じて頂きたいことが表れていて、その他の要素のバランスと合っているか。自分たちの目で見て、必要に応じ修正を加えながらつくりあげていきます。この部分は難易度も高いですが、より的確な判断ができるように周りの方から学びながら経験をしていくものになるかと思います。はじめから簡単にできることではなく、私も現在も勉強中です。こうして撮影された着物たち。目で見たときの美しさはもちろんのこと、愛を持った手仕事で着物の制作に携わってくださった職人の方々の想いや、日本の文化としても大変貴重なその技術を私達からも伝えていけるように、願いを込めてリリースできればと思っています。
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