2021.09.13
オリジナルドレスの開発
RECRUIT BLOGをご覧の皆様、こんにちは。スタイルオフィスに所属し、Authentiqueのバイヤー/PRを担当しております、太田友美と申します。
バイヤーというと海外からドレスを買い付けてくるイメージが先行しますが、自身が担当するドレスショップのブランディングにあわせてオリジナルドレスの開発もしています。社内にデザインオフィスという企画生産部門があることで、より細部にまでこだわった開発ができることがDress the Lifeの特徴です。
本日は、私が担当するAuthentiqueのオリジナルドレス製作についてお届けいたします。 Authentiqueのオリジナルドレスは、美しいシルエットにこだわったパターンの綺麗さと、世界中から厳選した質の良い素材使いに特徴があります。今回店舗に入荷したドレスは、それを体現すべく素材探しに出かけたのは思えば2年以上前のことでした。
パリで年2回開催される、世界中から素材の集まるPREMIERE VISION。世界の三大ファッション素材見本市といわれるほどの規模感で、全てを見て回るには1日では到底足りないほどです。そこで心躍る素材を見つけました。配色の美しいジャガード素材、触り心地がなめらかで発色が上品なシルクサテン、光沢糸が繊細に輝き絶妙なピンクの色合いのジャガード素材・・・。こんな素材を使ってシルエットの美しいドレスが出来たら、きっと素敵だろうなととてもワクワクしたことを覚えています。
PREMIERE VISIONでは様々なブースにハンガー展示されている素材を見て触って、会場内を数日かけて周ります。素敵な素材に出会えるようにと、まるで宝探しのような気分です。
帰国してその後、オリジナルドレスの企画が始まり、見つけた素材などをもとにデザインを考えていきます。あの素材を使うなら、素材の良さを最大限に活かしたシンプルでシルエットの美しいデザインにしたいと考えました。そこでパターンや縫製をお願いしたのは、既にシルエットの美しさでお客様にも支持を得ているAuthentique PrivateLabelのドレスも依頼している縫製工場です。デザインイメージを伝えて先に作ってもらっていたトワルをより美しいシルエットにすべく、細かく修正します。ここでは、トップスのVカットのラインを、ドレスを着た時によりすっきり見えるように若干の修正をしました。ほんの少しの違いでも、出来上がりに大きな影響を与える、細部へのこだわりです。その後、実際の素材を使って裏地などの素材の組み合わせも確認していき、素材が決まったら最終のサンプルチェックを経て、オリジナルドレスが完成します。店舗に到着してから、コーディネーターがお客様にお届けするために写真を綺麗に撮ってくれていました。実際にお客様から好評との声をもらい、時間をかけて細部にまでこだわった想いが届くことにとてもやりがいを感じます。
これからもたくさんの花嫁様をより美しく輝かせるようなドレスをお届けできるよう、日々試行錯誤です。 最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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