リクルートブログをご覧の皆様、こんにちは。THE TREAT DRESSING長野店の小林絵梨奈と申します。THE TREAT DRESSING長野店は藤屋御本陳様の専属ショップとしてお客様にご結婚式の衣装のご提案をしておりますが、本日は会場様との関わりの中で大切にしている事をお話いたします。まずはじめに、素敵な藤屋御本陳様の紹介をさせていただきたく思います。【御本陳】とは大名が参勤交代の際に宿泊した旅館を指す言葉であります。江戸時代に産声をあげたこの「藤屋御本陳」は、古くは加賀百万石・前田家藩主が常宿とし、近代に入ってからも、有栖川宮、伊藤博文、福沢諭吉、渋沢栄一、高村光雲など、目の肥えた各界の著名人、地元の名士を魅了するものでした。
大正14年(1925年)、国宝・善光寺仁王門の再生建築に指名された、越前宮大工・師田庄左衛門の手によって大正ロマンティシズムが薫る和魂洋才の館に生まれ変わりました。華麗な意匠が感嘆を誘うアールデコの様式美。一歩館内に入れば、数奇屋造りと大正ロマンが融合したクラシカルな趣の空間が広がり、四季を伝える日本庭園が、心に安寧をもたらす・・・。西洋建築の美で人々の憧憬を集め、白壁土蔵造りの街並みの中でひときわモダンなランドマークとして愛され続けた”御本陳”
上級のおもてなしの心を大切に。 この場所の歴史や、進化の過程を知れば知るほど、 時代のセレブリティたちを魅了してきた理由があらわになる特別な空間です。 2006年春、不易流行の美を伝える “THE FUJIYA GOHONJIN”として 現代のモダニズムを纏い新たな歴史を刻み始めた、そんな会場様であります。

このような素敵な会場をお選び頂いたお客様に、最良の衣装をご提案する事はもちろんですが、最良のご結婚式当日をお迎え頂くにあたって私たちが会場様との関わりの中で大切にしている事がふたつあります。
1つ目が常にお客様に対し、会場様と同じ思いでいる事です。普段お打合せでショップにお越しくださるお客様だけでなく、初めて会場見学にお越しになったお客様をお迎えするおもてなしの心も同じです。2つ目は、コミュニケーションを大切にするという事です。こちらは1つ目にも関わる内容ですが、まずお客様に対し会場様と同じ思いでいる為には、会場様の思いを知る事が大切です。また、私達の思いも共有する事でより良い信頼関係につながると考えています。「コミュニケーションを取る」当たり前のことのようですが、コミュニケーションによって繋がる信頼関係は、お客様のご結婚式当日をより最良の日に出来ることと実感しています。その他日々お客様とのお打合せ内容の共有、衣装に関わる内容だけでなく装花やヘアメイクのお好み、衣装の打合せを通し膨らんだパーティーのコンセプトなど、密にコミュニケーションを取りながらお客様の当日に向けて準備をすすめます。会場様、フローリストさん、カメラマン、私たちコーディネーター。関わる全てのスタッフがお客様の大切な思いを実現する為のチームであります。お客様への衣装提案だけでなく、会場様との関わりもこの仕事の魅力と感じています。