リクルートブログをご覧の皆様、こんにちは。本社ITBS(ITビジネスソリューション)の合志です。
いつもリクルートブログをご覧頂き、ありがとうございます。

突然ですがみなさんは日頃、文字を書いてますか?私はほとんど文字を書くことをしていません。多くの方が同じかもしれませんが、パソコン・スマホ・タブレット等、仕事でもプライベートでもこれらの機器を使用することが当たり前になってからは、全くと言っていいほど、文字を書かなくなってしまいました。

先日、久しぶりにそれなりの文字数を書く機会があったのですが、色々と感じることがありました。まず、文字が昔に比べて汚くなりました。。自分で言うのもおこがましいのですが、文字の綺麗さには昔から結構自信があり、学生時代の先生や社会人になったばかりの頃の上司にも、私が書いた文章はすごく読みやすいと褒められたりもしました。

ただ、文字を書く機会がめっきり減ったせいで、以前に比べてすごく読みにくい文字になってしまって、少しショックでしたね。。。それと、漢字を結構忘れてしまっていることに気づきました。普段から文字(文章)を書いていると、少し難しい漢字でも忘れずにすっと思い浮かぶと思うのですが、PC等で変換すればすぐに漢字もわかってしまう今の環境では、新しい漢字を覚えることはもちろん、記憶していた漢字も結構忘れてしまっていました。そこで、どうにかして文字を書く習慣を少しづつでも取り入れようと思い、先日【0秒思考術】というものを実践してみました。0秒思考というのは赤羽雄二さんという方が本も出されていますが、A4のメモ書きを繰り返すことで、思考のスピードが上がるというものです。頭の中をクリアにし、すばやい決断を可能にし、実行力を身につけられます。

実践する方法は以下の通りです。
・メモはすべてA4用紙に書きます(コピー用紙でも、適当な裏紙でもOK)
・左上にタイトル、右上に日付を書き、本文は横書きにします
・気になること、疑問点、思いついたこと、次にやるべきこと、自分の課題など、頭に浮かんだことを全てメモに書き出します
・1枚1分ですばやく書きます
・この作業を10回、すなわち毎日10ページ(1日10分)行ないます
・一度にまとめて書くのではなく、思いついたその瞬間に書き留めます

 こんな感じで進めるのですが、この0秒思考術を知ったタイミングと文字を書いてないなと改めて感じたタイミングがちょうど重なったので、試しに実践してみました。

まずは、仕事に関係するところで実践してみようと思い、ミーティングの後に気になったことや、次回までに確認すること、うまく説明出来たこと・出来なかったこと等を箇条書きにしてみました。実践してみた感想としては、なんとなくですが、頭の中がスッキリしたのと、やはり紙に書き出すことでしっかりと自分自身の仕事の1つ1つが整理出来た気がしました。
実際に文字を書くことの効果として、ネガティブな感情を解消する、という効果もあると研究結果もあるみたいです。
ネガティブ思考で、怒り・恐怖・ストレスなどの負の感情を抱えている人は、視野が狭まり、目の前のことしか見えなくなってしまうのだそうです。人は、ネガティブな感情を持つと、ほかの幅広い選択肢や可能性に目をつぶってしまう。そして、そんなネガティブな感情を落ち着かせるために有効なのが、紙に書き出すことなのだとか。

紙に書き出す行為は、「ライティングセラピー」と呼ばれ、臨床心理学でも使われている方法で、負の感情は書き出すことで頭の中に留まることを防ぎます。そして、紙に書かれているのを見ることによって、客観視できるようになり、解決の糸口が見つかることもあるそうです。

 文字が綺麗になるかどうかはまた別の話になりますが、社会人になると職種にもよりますが、PC等を使うのが当たり前になり、文字を書くことが減ることは間違い無いと思います。ただ、文字を書くことには紹介した0秒思考術を含め、様々な良い効果があるのではないかと再認識させられました。

これからは、PC等を使う中でも文字を書くことも意識しつつ、上手にバランスを取っていきたいなと思っています。少しとりとめのない話になってしまいましたが、興味のある方はぜひ、0秒思考術を試してみて下さい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。