2021.09.10
嬉しい気持ちと寂しい気持ち
こんにちは。THE TREAT DRESSING 福岡店の久永です。
私がママ社員として、ドレスコーディネーターとしてお客様を持つようになり1年経っていませんが、沢山のご両家様のお式を見送って来ました。トリートドレッシング福岡店は、ザ・ルイガンズとウィズザスタイルの2会場の専属店になっております。
こちらは、ザ・ルイガンズのザ・グランドガーデンのバンケット前のお写真です。
こちらは、ウィズザスタイルのウエストギャラリーの会場内のお写真です。
お客様とは初めましてから始まり、末永くお幸せにで終わるまで衣装を通して沢山のお時間を共有します。
私は実は人見知りで、初めましての方にはとても緊張します。
どんな方かな?お客様が笑顔になってくれるかな?楽しかったと思ってもらえるかな?
考えれば考える程、心臓はバクバクです。大きく深呼吸をし、名刺を持ってご挨拶をします。「初めまして」そこから、私はその方の当日までの衣装の担当者になるのです。
ご新婦様のお打ち合わせは、大体4回くらいを目安にしています。1回目は初回のご来店、2回目はドレスの見直し、3回目は小物合わせ、4回目はサイズ確認です。その外にもご新郎様のタキシード合わせ、ご列席様のお衣装合わせもあります。それを全部入れると、プランナーさんよりもお客様と過ごす時間が長いのかなと思ったりします。
一生に一度の素敵な日だからこそ、お客様が満足してくれているか、衣装の手配漏れは無いか、やり残していることは無いか、家に帰宅しても、休みの日も、ふと気が付くと仕事の事を考えているので、仕事と家庭のとスイッチを上手く切り替える事と効率よく仕事をこなす事は、私の課題ですね。
最初はお客様も私も緊張ですが、少しづつ同じ時間を共有していく中で、お互いの距離は縮まっていきます。縮まれば縮まるだけ、お客様よりも私の方が次回お打ち合わせを楽しみにしています。プライベートな話、お式の相談、12年前の私のお式の経験等、親御様とは子どもの話等、衣装以外の会話もしたり、あっという間の2時間です。時々、話過ぎたり、私も一緒に悩んだりすることもあるので、気付いたら2時間過ぎてる!!ってことも。
そんな時間を短いお客様だと3ヶ月、長いお客様だと1年以上当日のお式を迎えるまで、過ごします。無事に全ての衣装合わせが終わり、お式が近づくと最後の打ち合わせである衣装のサイズ確認です。お客様のお身体にバッチリ合った事を確認し、歩く練習等をし打ち合わせは終了します。
素敵な衣装が決まり、無事に当日を迎え、無事にお式が終わりとても嬉しく安心した気持ちで一杯ですが、そのお客様にはもう会えなくなると思うととても寂しい気持ちになります。
当日のお式に立ち会う事が無いため、ご新郎様、ご新婦様、ご両家の親御様のお姿を見ることは殆どできません。でも、その方のお式の担当が出来、その方にお逢い出来たことは私にとって大切な宝物になります。お手伝いに携わらせてくれたことに感謝し、最後は「末永くお幸せに」でお見送りです。
嬉しい気持ちと寂しい気持ち、この気持ちはこれからも続くのかなと思っています。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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