2021.07.01
大切な仕事
リクルートブログをご覧の皆様、こんにちは。
本社SO(Style Office)アシスタントの黒木です。本日はSOの仕事の中から“鮮度チェック”に関してお話をさせていただこうと思います。“鮮度チェック”は社内だけでの呼び方のためご説明させていただきます。弊社は基本的に衣装のレンタルを行っているため、アパレルと違って商品が売れて店頭からなくなるということはありません(一部販売商品を除く)。そのため、レンタル商品が常にお客様に使用していただけるクオリティーかどうかを定期的にチェックしなければなりません。弊社では、何回ご使用いただけるかの目安の回数を商品ごとに設定しています。こちらの回数はあくまで目安のため、定期的にSOスタッフがクオリティーチェックをしています。これを鮮度チェックと呼んでいます。
もちろん、日常的にコーディネーターやDCスタッフが商品の状態をチェックしていますが、さらにSOが商品の使用回数データをもとに基準に沿って再確認しています。チェックする項目はアイテムによってさまざまですのでウェディングドレスを例にあげさせていただきます。ウェディングドレスに使っている素材は繊細なものが多いため特に注意してチェックしなければなりません。生地の引きつりや毛羽立ちなどがないか、色の変色はないか(特に脇部分は黄変しやすい)、ビーズやスパンコールなどが劣化していないか、レース部分の毛羽立ちやほつれはないか、生地の張りやボリュームは失われていないかなどがあります。使用回数を超える前でも状態が悪くなっているものがあれば、レンタルをストップしますし、逆に使用回数に達していても、状態が悪くない時は使用するという場合もあります。また、一部パーツを取りかえる、修理をすれば使える場合は修理して使用します。こちらはとてもエコな取り組みですよね。こうやってSOが商品の状態をチェックするのは、単にその商品の状態の確認だけではなく、今後の買付の参考にもしています。この素材は引きつりやすいや、こういった付属はクリーニングですぐだめになるなど、鮮度チェックを通して学ぶことができます。鮮度チェックはSOの大切な仕事の1つになっています。
最後までお読みいただきありがとうございました
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