いつもリクルートブログをご覧頂きありがとうございます。入社7年目、Webマーケティングの矢野みなみです。(写真中央)今回は、入社当初から憧れていたWebマーケティングの部署へ異動することができたエピソードを皆様に共有したいと思います。

私は学生時代から自分が好きなことや関心のあるものなどを発信することに興味があったこともあり、社会人になってからも店舗のブログ担当になったり、ブランドのカタログ撮影に参加したりなどさまざまなPR系の業務に積極的に携わってきました。
その中でも大きく将来のビジョンを考えるきっかけになったのは、社会人2年目に入る直前に行われたJUNOのカタログ撮影に同行したことでした。初めてドレスの撮影現場に立ち会い、素敵なドレスはもちろんのこと、モデルやカメラマン、ヘアメイクなどさまざまなエッセンスが合わさって素晴らしい作品に仕上がることの感動を覚えました。
それと同時に、この素晴らしさを世の中に広めていく仕事に興味を持つようになり、その後も撮影に参加する度にいつか私もPR系の部署で働きたい!という憧れの思いが強くなっていきました。

そんな思いを抱きながら、社会人も6年目に差しかかかった時に行われたKICKOFFの中で、社長が『自社メディアのDressesを強化していくにあたり、Webマーケティングの部署の人員も追加して大きく育てていきたい』という話をされており、これは私にとってチャンスでしかない!と大きく心を揺さぶられました。正直なところ、当時ショップマネージャーを任されていたため、店舗を運営することを第一に注力する必要がある立場でいながらも自分のやりたいことを伝えていいのものなのかととても悩みました。それに加えて毎日楽しく一緒に働いてきたスタッフのことを思うと後ろ髪を引かれる思いでしたが、それでもこれまで長年やりたいと思ってきたことを叶えたいという意思は変わることはありませんでした。
自分の中で思いとどまるのではなく伝えないと何も状況は変わらないと思い、勇気を振り絞って上司に相談してみたところ『決して恥ずかしいことではないし、やりたいと心から思っていることなんだから自信を持って意思を伝えていいんだよ』という温かい言葉に涙したことを今でも覚えています。
その後正式にWebマーケティングへの異動が決まり、自分の意思を伝えることの大切さを改めて学ぶことができました。Webマーケティングでは、主にDressesという自社メディアのHPやインスタグラムの運営をしています。現在リモートワーク中なので同じ部署のメンバーと直接会う機会はほとんどなく、PCやスマートフォンと常に向き合っている日々を過ごしています。
自分が発信したことに対する結果が数字として見えるため、そこから良かった点や改善点を見つけ出していくことの難しさもあり、まだ慣れるまで時間はかかりそうですがこれまでの接客とは違う業務に楽しさを感じています。憧れの部署に異動させてもらえたことに感謝の気持ちを忘れず、できることを精一杯こなしていきたいと思います。やりたいことや目指したいことがあるけれどなかなか周りに言うことができないという就活生の皆さんも中にはいらっしゃるかと思います。そんな時は自分の胸に手を置いて、自分自身と向き合ってみてください。自分の気持ちに正直に、後悔の無い選択をしてほしいなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。