2021.06.14
大切な日のために私たちができること
こんにちは。
熊本ディストリビューションセンター所属の花園 吏佐と申します。
ディストリビューションセンターの業務は直接お客様とお会いしてお衣裳を選んだりする部署ではありません。
各ショップのコーディネーターが長い時間をかけてお客様と選んだお衣裳を、大切なその日のために美しく整え、式場様へお届けをいたします。ご婚礼にご利用いただくお衣裳の中に、お母さまがお召しにになる黒留袖というお着物がございます。
お父様がモーニングをお召しになりますので、同じ第一礼装でゲストをお迎えいただくのが、本来の形になります。
今回は、その留袖のセッティングについてお話させていただきます。
ディストリビューションセンターでは、ご婚礼にむけて何をどのようにセッティングするのかという指示が記載してあるセッティングシートをもとに仕事を進めます。
留袖コーナーの確認事項としては、
1 ご両家でレンタルなさっているのか→帯選びやお貸出しのバックが同じにならないように配慮します
2 お立場の確認→お祖母様、ご親戚、ご姉妹が留袖を利用される場合もありますので、お立場によって小物を変えます
3 記載事項に不備がないか→草履サイズやご年齢を確認
4 お届け先・回収先→提携先以外でご利用になるお客様もあるためです。
一連の確認作業をした上で??があれば、担当コーディネーターへ問い合わせをし、すべてクリアになった後にセッティング業務に入ります。まずは、店舗から届いている商品の状態を確認をします。
全体をみて汚れがないか、刺繍にがほつれがないか、裾に破れがないか・・・
ここで、何か問題があれば対応が必要です。
クリーニングなのか、店舗に報告して確認・指示してもらうなどの対応を行います。
特に問題なければ、商品にプレスをします。
きちんと、規定通りにたたんでセッティング表と照らし合わせながら、長襦袢・帯・帯揚げ・帯締めを風呂敷に包み、お届けするBOXに入れ込みますが、ここもきちんとマニュアル通りの位置で商品が整っていることがお約束です。
最後にお客様のお名前・式日・会場名が記されている寿札をチェックしてBOXにセットができたら完了です。
ここまでは、人の目で仕事が流れますが、最終の確認でディストリビューションセンターにはスキャンを通して各会場へ納品されます。
スキャン時にセッティング表との相違があれば、エラーになりますので間違いの確認ができます。
私たちにとっては、なくてはならない縁の下の力持ちといったところでしょうか。
ディストリビューションセンターからセットした商品が会場へ納品された後も、担当コーディネーターの検品がなされます。
お客様へ一番ベストな状態で大切な日を迎えていただくために私たちディストリビューションセンターのスタッフができることを一つ一つ丁寧にしてまいりたいと思っております。お読みいただきありがとうございました。
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