RECRUIT BLOGをご覧のみなさま、こんにちは。
ITBS(ITビジネスソリューション)の古木です。

今回は、私が”いつも心がけていること”についてお話させて頂きます。

15年くらい前に参加したセミナーで、”人とのコミュニケーションで、自分の考えを人に伝えること、人の考えを理解することが出来るのは、全体の内容の半分程度”という話を聞きました。
それ以降、相手は自分の考えの半分しか理解できないこともあるということを念頭において、相手にわかりやすく、丁寧に話をするように心がけています。また、自分が相手の考えを理解出来ているのかを常に確認するようにしています。

セミナーで聞いた話です。まず自分の考えを100%とします。自分の考えを伝えようと、頭の中で考えを整理すると、人は自分の考えを100%整理することは難しく、その情報量は80%になるそうです。さらに、全ての内容を完全に言葉にすることもできないため、また80%減少してしまい、情報量が64%程度になるということです。
また、その話を聞いた相手は、全ての真意を汲み取ることはできないため、理解できる情報量は聞いた内容の80%となり、最終的に相手に伝わる内容は、半分程度(80%×80%×80%=51%)ということでした。

この話を聞いて、自分の考えを人に伝えて、理解してもらうということが、いかに大変なことなのかと妙に納得してしまいました。半分しか伝わらないということは、私自身も相手の意見を半分しか理解できていないということです。

私が所属しているITBSは、一般的に社内SE、社内ヘルプデスクと呼ばれる部署になります。
過去のRECRUIT BLOGでもお話させて頂きましたが、会社の中の出来たらいいな、面倒だなと思うことを“ITで便利に、効率よくすること”が、主な仕事です。

ITで便利に、効率よくするためには、会社の中の各部署の仕事の流れを細かく理解して、どの作業で手間がかかっているのか、効率化(つまりシステム化)できる方法がないか検討して話し合い、改善していくことが重要になります。

細かく理解するために、各部署のメンバーから話を聞く必要がありますし、検討したことを話し合うためには、自分の意見をわかりやすく伝える必要があります。会話では、半分程度の情報量しかありません。どうすれば、相手に伝わるのか、相手を理解できるのかを試行錯誤しています。

Dress the Lifeの行動指針EVERYにもある “ちゃんと理解して、自分の言葉で話す”、“それは本当にベストなのかと問い続ける”を常に意識して、日々の業務に取り組んでいます。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。