2021.01.04
デザインの仕事について
いつもリクルートブログをご覧いただき、有り難うございます。
デザインオフィスの宮沢と申します。
デザインするにあたって必要な事が幾つかあります。例えば直ぐに思いつくところだと売上のデータ、売れ筋や死に筋を分析します。そして、生地や副資材。そして、絵を描く。絵はスタイル画、もしくは平面図を手書きで書くかイラストレーターを使って作ります。
そして、絵型と縫製指示、生地などの情報を記載した指示書を作る。どこの会社も同じような業務内容です。そして大体の会社はMD、デザイナー、パタンナー、生産のチームで構成されています。
他社と比較してどこでブランドの個性が分かれると思いますか?私が見て知った限りではリサーチをして集めた「物」が他社との差別化をはっきりさせる重要なところだと思います。
大量生産系の会社はスピードが大事なので数字系のリサーチに時間を費やすため、この作業に割り当てられる時間はとても少なくなります。
一方、付加価値がとても高いハイブランドになると、逆にリサーチにも多くの時間を費やします。色々な「物」を集めるために世界中に足を運びコレクションします。「物」とは例えばビンテージの洋服や生地、鞄、靴、家具、本、写真、アート作品等・・・。コムデギャルソンやマルジェラ等のアーカイブ室には面白いものが沢山あるそうです。そのアーカイブされたものをベースにしてデザインをおこし発展させます。
私達のデインオフィスは発足から約3年が過ぎ、まだまだ小さいですがアーカイブされた物のメインは生地や刺繍、レースになります。アーカイブされた資料は将来オリジナルのデザインをする為の糧となるでしょう。個性を大切にするためにリサーチに費やす手間と時間が他社との差別化にも繋がります。作りたいデザイン→生地購入→生産という流れだけでは無く、一つ二つ手間を掛けることで素敵なドレスや洋服になるのだと思います。
皆さまがこのリクルートブログを読んで、入社される頃には弊社のオリジナルドレスもより良いドレスになるように頑張ります。
最後までお読みいただき、有難うございました。
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