2020.06.22
最高級のファッション
リクルートブログをご覧いただきありがとうございます。
DO(デザインオフィス)の渡邉です。
デザインオフィスではお客様のご希望、体型に合わせて1からドレスを作製するオートクチュールと同じ工程でオーダードレスを受注し、作製しています。最近では、オートクチュールブランドのエキシビジョンが日本でも開催されることも増え、実際のクチュールドレスを見ることができる機会も増えています。
そこで、オートクチュールとはどのようなもので、どのくらいの価格なのか。改めてオートクチュールについてと、デザインオフィスで受注しているオーダーメイドドレスとの違いをご紹介したいと思います。
オートクチュールとは、最も手の込んだ最高級のファッションで、顧客の体型に合わせてミシンは使わずすべてを手作業で完成させるもの、刺繍やレースなどの装飾もすべて手編み、完成まで仮縫いを繰り返し、最終的に本縫いをして仕上げていく、という製作プロセスで作られます。
デザインオフィスではすべて手作業ではありませんが、デザイン決定から仮縫いを経て完成するまでの工程はオートクチュールと同じ手法で行っています。ドレスによっては、最後の刺繍の仕上げをデザインオフィスにて手作業で行っている場合もあります。
また「オートクチュールブランド」と名乗ることができるのは、パリ・クチュール組合(サンディカ)から認められたメゾンのみ。
サンディカ所属ブランドと、それ以外にサンディカから認められた招待ブランドが毎シーズン代わり、現在およそ30メゾンがオートクチュールブランドとして、コレクションを発表しています。
気になるのがお値段ですが、クチュールの最低価格は9,000ユーロ(100万円以上)。スーツだと300万円くらいが目安となり、ウエディングドレスに関しては素材や製作期間によって何十万ユーロ(数千万円)になるものもあります。
高額にも関わらず、クチュールは売上を重視したビジネスではなく、多くのメゾンのクチュールは赤字。
プレタポルテやファッションアイテム等で利益を出し、クチュールは宣伝費として捉えられています。
購入者はヨーロッパの上流階級から 最近の顧客層は若くなり、中東、ロシア、中国、韓国、ブラジルが増えているといいます。クチュールの顧客は、世界中に500人ほどいると言われています。
デザインオフィスで現状オーダーをいただいているお客様は、ウエディングドレスがほとんどです。今後はパーティドレスの受注も増え、クチュールのように顧客となっていただけることが目標です。
まだまだお伝えしたい情報があり、一度に書ききれないため、続きは次回ご紹介させてください。
デザインオフィスでは、オーダーという新しい取り組みを行うことで「オートクチュール」のようにDress the Lifeやその他の価値を上げる一つになればと思い、取り組んでいます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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