2018.02.09
モダンと伝統に隠れている魅力
RECRUITING BLOGをご覧の皆さま、こんにちは!
リヨン第三大学大学院二年生、TORRES Vanessaです。今週もDress the Lifeでの仕事の内容についてお伝えしたいと思います。
今週はMD(商品の買い付けや開発をする部署)のメンバーに同行して、京都で開かれている着物の展示会に新商品の買い付けに行かせていただきました。 初めての買い付けで様々なことを学ぶことが出来ました。引き振袖、色打掛、留袖等たくさんの和装がありました!
フランスと全く違う結婚式の文化に触れることが出来き、感動しました。和装は色や柄に違いがあるのは知っていましたが、生地の質も様々あるのは初めて知りました!
柄が多い留袖は、厚い生地ではないと、重さを支えることが出来ないようです。
こちらは黒いベルベットの生地です。フランスでは黒色は結婚式の時には使わないので驚きました。黒の生地は、直接染めるより、赤や緑に染めて、その後黒に染めた方が、黒が深くて綺麗に見えるそうです!
シンプルな生地でも制作は難しく、一つずつの作品を丁寧に仕上げています。フランスでも、花柄やグラデーションはウェディングドレスに使われていますが、鶴柄を初めて見て、とても心惹かれました。お伺いしたところ、鶴は長寿と誠実を意味し、お祝いの象徴だと教えて頂きました。
こちらは鶴柄を描いている様子です。
このような美しい鶴柄の一着になります。
そして、Fortune GardenでLeaf for brides 2018 winter collectionを見に行きました。サテン、ミカドと見たことのないチュールのカットでモダンで、コンテンポラリーなコレクションでした。
伝統的な和装とモダンなドレスが共存している日本は面白いと思いました。国の伝統的な結婚式を守り続けるのは魅力的です。また、日本人は両方のウェディングスタイルから選ぶことができるので、フランス人の私にとっては羨ましいです!
ネイビードレスを白いリボンでウエイストが綺麗に見えるドレス。
このピンクのドレスが私は一番好きでした!スリーブがあるように見えますが、実は付け外しが自由にできます!
そして最後に、イタリアから来日しているElisabetta PolignanoとPeter Langnerの新コレクションを見に行きました。MDの皆さんは、日本人のお客様のサイズと好みを考えながらドレスをセレクトしていました。日本人のお客様にとって何がベストなのかを考えながらの買い付け体験はとてもいい経験になりました。新コレクションはまだ公表されていないので、写真を載せることが出来ませんが、新商品を楽しみにしていてください!
最後までお読み頂き、ありがとうございました☆
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