2020.05.31
一緒に働いたスタッフの感動的な結婚式
こんにちは。事業本部の藤枝江里子と申します。
今回は、一緒に鎌倉のショップを立ち上げた初代マネージャーの結婚式のお話です。彼女は鎌倉にAuthentiqueを立ち上げるときにマネージャーとして抜擢され、福岡から異動してきたのが出会いです。福岡では一緒に働くことがなかったため、私は彼女のことはあまり知らずでした。彼女もマネージャーは初めての経験なので、すべてが手探りでスタートし、事あるごとに私と衝突したことは今ではいい思い出となりました。
お客様に対して、萬屋本店に対しての愛は人一倍強く、私も見習うところもかなりありました。そんな彼女が、お嫁さんになり、愛する人の家に嫁ぐことを決めました。
もちろん、挙式披露宴は萬屋本店です。私もこの会場でゲストとして招待されるのは初めてのことだったので、楽しみでした。一緒の会社にいても彼女が挙式当日何を着るのか、何着着るのか、どんなスタイリングをしたのか全く知らせされませんでした。また、上司ですので、披露宴ではスピーチをすることになると思っていたのですが、主賓スピーチのカードは招待状に入っておらず。ですが突然指名されたときに彼女に失礼があってはいけないので、前日会場の担当プランナーへ電話で確認をしました。もちろん普段送られてくる進行表も届きませんでした。
会場の担当プランナーは、私にはゲストの一人として参加してほしいのが新婦の想いだと教えてもらいました。だからあえて私には何も知らせなかったのだと。
挙式は祝言です。平安時代から昭和初期までの和装人前式として、日本古来からある式になります。昔は白無垢を新婦の自宅で支度してから新郎家の自宅まで歩いて向かいました。
新郎家へつくまでの花嫁は周囲に顔を見せないよう綿帽子を被るか、女性の角を隠す意味で角隠しのどちらかを用いていたのが現在も続く花嫁姿です。
彼女はお母様に手を引かれ、会場へ入ってまいりました。新郎の元へ歩いて行く前に最後にお母様から花嫁道具の一つである筥迫を胸に納められる瞬間は、参列したゲストも涙をながし感動に包まれました。一歩一歩お母様と歩いていく彼女の姿は、覚悟に満ち溢れ、強い意思を感じた記憶があります。そして披露宴です。ここはゲスト紹介というものがあります。新郎新婦が各テーブルに座っているゲストが新郎新婦にとってどんな方の集まりなのかをテーブルを回りながら二人の言葉で説明があります。いろんな披露宴に私も行きましたが、席次表をみて友人、同僚、上司、家族そのようなくくりでしかわらからなかったのですが、今回は友人でもいつからの友人でどんな付き合いがあった人たちなのか?新郎新婦とどんな関わりがあり、二人にとってどんな存在なのかがわかるもので二人が今まで歩んできた人生を関わってきた人たちで理解できるほんとに素晴らしい紹介でした。結婚式はあげる人により創り出したいもの、あげる理由など違うものですが、そこからうみだされる「感動」は共通なものです。だからこそ私達は日々のお仕事で改めてお客様それぞれに工夫と努力が必要なのだと改めて感じました。
最後まで読んでいだきありがとうございました。
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