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オテルグレージュ店にてショップマネージャーをしております、矢野みなみと申します。(写真左)今回は、ショップマネージャーとして過ごしたこの1年の経験を皆様にお伝えしたいと思います。

ちょうど社会人5年目を目前としていた時期で、異動の内示を上司から頂いた時は正直自信がなく引き受けることに戸惑ったことを覚えています。自分のことだけで精一杯になる性格上、新たな環境で今までしたことのない業務をこなしていけるのかたくさん不安が過ぎりました。ただ、これまで支えてきてくださった先輩方へ少しでも成長した姿を見てほしいと思ったこと、そして先にショップマネージャーになって頑張っている同期がいたことで私も挑戦してみようと決心しました。

着任してからは、まず式場様の中で運営しているインショップという環境に慣れることに徹しました。ショップマネージャーになる前までの2年半は路面の店舗だったため、あまりプランナー様と直接顔を合わせる機会がなく電話やメールでの報告がほとんどでした。
そのため、式場様の専属ドレスショップとしてお客様のご案内をするにあたり、来店の予約をいただくときは進行やお料理などの他の打ち合わせも考慮した上でスケジュール組みをしたり、ほんの些細なことでも共有することによって、式場とドレスショップ一体となってお客様に安心してお式まで過ごして頂けるような関係性を創りあげることが最も重要です。

少しでも情報の共有が漏れていると、式場様だけでなくお客様からの信頼も失うことになるため、式場様とのコミュニケーションがいかに重要かということ、また式場様から求められたことに対して一番最適な手段を判断する迅速さなど、これまでとは違う責任の重さをはじめに痛感しました。それだけではなく、自分のこと以上に一緒に働くスタッフのことを第一に考え、感謝の気持ちを忘れずに行動することもとても大切だということを日々感じています。
働きやすい職場環境づくりももちろんですが、お客様や式場様と向き合い頑張っている姿をしっかりと見ること、モチベーションを高めてさらに素敵なコーディネーターに成長させてあげられるような環境を整えることがマネージャーの役割の中で一番重要だと学んだ一年間でした。

ほぼ毎日顔を合わせ、一緒に過ごす時間の多いスタッフとのコミュニケーションというのはとても大事なことで毎日みんなが笑顔で過ごしている姿を見ることに喜びを感じています。まだまだ迷惑をかけることや助けられることも多く、マネージャーとして100%の力を発揮することはできていませんが、この一年ついてきてくれたスタッフや支えてくださった方々のお陰で自分自身の成長に繋げられたと思っています。
この一年で学んだことを活かして、マネージャー2年目も式場様とスタッフのために全力で取り組んでいきたいと思います。最後までご覧頂きありがとうございました。