2020.03.21
DO(デザインオフィス)の仕事について vol.1
リクルートブログをご覧いただき、ありがとうございます。
デザインオフィスの宮沢です。
これからデザインオフィスの仕事について、お話をさせていただきます。1回では終わらない話なので分けて配信させていただきます。
デザインオフィスは、弊社のオリジナルドレスのデザインと生産を企画管理するために2017年頃からスタートしました。オフィスは東京にあります。
デザインオフィスでは、弊社SO(スタイルオフィス)のバイヤー兼MDと常に連携してドレスづくりを行っています。仕事の流れは、弊社のスタイルオフィスから企画を依頼されることから始まります。内容を精査した後に企画を練って、素材探しや工場とのやり取りが始まります。
デザインの仕事を想像すると、常にデッサンをしているイメージもありますが、私たちは素材と工場とのやり取りに日々多くの時間を使っています。
私たちが何よりもこだわるのは「素材」と「工場」。
特に素材はドレスのメインになるパーツなので、とても大切。
ドレスでよく使われる素材はチュール、オーガンジー、タフタ、レース、インド刺繍。例えばチュールの中にもさまざまな種類のチュールが存在します。
色、肌触り、硬さや柔らかさ、穴の大きさ、産地、価格など…私たちはさまざまな種類の異なる素材を世界中から探して、まずはアーカイブしています。
新たな企画が始まっても良いように、準備するためです。
ここでの準備では、価格や発注の際の最低ロットなども確認しておきます。また生地だけではなく、その生地屋さんが信頼できるかどうかも確認しながら関係性を育んでいます。企画が始まった時、スムーズに始められるように。
メールやWhatsapp、Wechatでフランス、イタリア、スペイン、イギリス、中国、インド、アメリカなど、いろいろな国のメーカーと毎日やり取りをするのも日課です。実際に会いに行くこともあります。ヨーロッパだけでなく、香港や中国にも探しに出張します。
素材はオリジナルで作るときがあります。
インドの職人さんと図案を調整しながら完成に近づいていく過程は不安もありますが、なかなか癖になりそうな面白さがあります。
デザインの仕事は私たちの想像が具現化されるので、成果が目に見えることが面白みの一つです。
その物を見て触れて着て喜んでいただける人たちと接することもできます。
何に責任を持ち、何に貢献しているかを自覚し、満足感を得られる珍しい職種かもしれません。
この仕事を始めて本当に嬉しいと思う時は、コーディネーターが自信を持ってお客様にドレスを勧めていただき、そのお客様と一緒に1着のドレスを喜んでくれる事です。
その時にようやく達成感を感じます。とても嬉しい瞬間です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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