2024.09.03
結婚とドレスの幸せな関係(結婚式の有無で結婚生活が変わる?)
みなさま、こんにちは!Dress the Lifeマーケティング本部の上野と申します。本日は、結婚生活とウェディングドレスの幸せな関係についてお話したいと思います。
突然ですが、結婚式をするかしないかで、結婚後の夫婦生活が長く続くかどうかが変わる、という調査結果(※アニヴェルセル総研調べ)があるのをご存知ですか?その調査によると、離婚したカップルの実に約8割が、結婚式をしていないと回答されたそうなんです。現在の結婚式実施率は、約4割~5割程度と言われていますので、離婚したカップルの結婚式の非実施率は高い、ということになります。
結婚式をする=ウェディングドレス、または婚礼和装を着る、ということになるので、つまりは、ウェディングドレスまたは婚礼衣装を着ることによって、その後の結婚生活が変わってくる、と考えられます。なぜなんでしょうか?
もちろんそれぞれのカップルによって千差万別、様々な理由があるとは思いますが、ここからは私がこれまで見てきたカップルや実体験をもとにした私見を述べたいと思います。
まず、結婚式とは、二人の絆を確かめあい、これから共に人生を歩んでいくこと、ひとつの新しい家族が誕生することを神様や(神前式、キリスト教式など)、ゲストの皆様に誓いあい(人前式)、承認していただく儀式です。つまり、結婚が自分ごとから、家族や友人、職場の皆様も巻き込んだ共通の決めごと、「周知の事実」ということになるのです。そうなると、そう簡単に、二人だけの私的な理由で別れを選択しようとはならなくなるでしょう。仕事の場面においても同様に、例えばAさんとBさん二人だけで決めたことであっても、関係者が集まる会議という場で正式に承認を取り決定へ導くのは、自分ごとから「周知の事実」として皆で動かしていくための大切なプロセスなのです。
次に、ウェディングドレス(または婚礼和装)を着ることによる影響についてです。こちらも大きく関係していると考えられます。
日本では遥か昔の弥生時代から、「巫女」と呼ばれる霊能力者が、五穀豊穣などを神に祈る儀式が行われてきました。その儀式の際、巫女たちは専用の衣装に身を包み、祈りを行っていたと文献にあります。ただ儀式を行うだけでなく、衣装を纏うことで巫女たちは特別な存在に見え、自分たちの自覚もグッと上がったと想像できます。これは日本に限らず、世界中で、衣装はいつも特別な存在を象徴するものでした。
現代に至っても、例えば警察官は制服を着ていて初めて警察官と認識できますし(私服警官もいらっしゃいますが外見ではわかりません)、スポーツをする際には、同じチームが同じユニフォームを着て初めて、そのチームの一員として認められ、試合が成立するわけです。
つまり、ウェディングドレス(婚礼和装)を纏うことで、「花嫁」という特別な存在であることを自他ともに認められ、誇りと自覚が自然と高まり、それからの前向きで幸せな結婚生活に続いていく、と考えることができるのではないでしょうか。
そんなとても大切で特別な節目をお手伝いできる私たちも、それを当たり前と思わずに、使命を噛み締めて、いい仕事につなげていければと思います。最後までご愛読ありがとうございました。
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