2024.07.14
私が担うひとつのお仕事
いつもリクルートブログをご覧いただきありがとうございます。
アトリエの小野と申します。(写真右)
前回はこの春始まったアトリエの新しい業務についてご紹介させていただきました。
(前回はこちらの記事です。まだの方よろしければ一緒にご覧いただけましたら嬉しいです!)
今回は私が担っております、新婦様が身につけるアクセサリーのお直しについてご紹介させていただきます。
入社して1年経たないぐらいに、
当時の上司より、アトリエが当時の場所から移転するタイミングで「アクセサリーのお直しを担当してほしい」と言われました。
元々細かい作業が好きなこともありましたため「やります!」と返事をし、
当時アクセサリーのお直しを担当していた方より引き継がせていただき、今に至ります。
引き継がせていただいたものの、お直しをすることは初めてのことでした。
プライベートで趣味の範囲でアクセサリーを作り、自分で直すことはありましたが、
お客様にお貸しするアクセサリーのお直しなんてしたことはありません。
ちゃんと私が直せるのか、そもそもどのように直せばいいのか、悩みはしましたが、正直悩んでいる暇も時間ありませんでした。
毎週必ずどこかで行われるお式があり、いつお直しの依頼が来てもおかしくない状況なので、
一日でも早く、自分なりにお直しの方法を学び、自分のものにする必要がありました。
そこでまず最初に、もうお式には出せない壊れた様々なアクセサリーを渡してもらいました。
どこをどの様にすれば直せるのか、どの様に壊れるのかなど、お直しの仕方と壊れ方を実際に触れて学ぶためです。
通常業務の合間にアクセサリーの可動部分を見て、触って、動かして。
どこが緩むと影響があるのか、どういう部分が壊れやすいのか、どんなお直し方法が良いのか。
アクセサリーも多種多様。お直し方法も一括して全て同じでいいというわけではなく、相性もあります。
そうしたお直しの手法の中で、中学3年生のとき以来、およそ10年近く振りにハンダゴテを手に練習を繰り返し行いました。
さて、壊れてしまったものを直さなければいけませんが、必ずしも直せるとは限りません・・。
直せたとしても、全てのものが壊れる前と全く同じ状態には戻せることもありません。
それはどうしても仕方なく、避けようのないことではあります。
ではそれをいかに元の状態と違和感のないように、綺麗に、元の状態に近づけてお直しできるか。
ただ繋げれば良い、くっつけば良い、というわけでは決してありません。
大切な、一生に一日のその日のために、花嫁様が選んだ大切なアクセサリーだからです。
すんなりと直せるときもあれば、そうではないときもあります。
一見してこの部分は直せそうにないな・・・と思うほどの部分だって正直あります。
そんなときはDress the Lifeの「やらずに後悔するくらいなら、まずはやってみよう」というEVERYを思い出し、
とにかく色んな方法をできる限り試みます。
Aの方法を試して駄目ならBの方法を、それが駄目ならAとBをあわせてみる、など
1つの方法に限らず、その時、その商品にとってベストな方法を見つけていきます。
一生に一度の、花嫁様を彩る大切なアクセサリーとしてこれからも選んでいただけるように。
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