いつもリクルートブログを御覧いただきありがとうございます。
東京ディストリビューションセンターの鬼沢と申します。今回は、1年間新たに挑戦している業務内容についてお話させていただきます。

ディストリビューションセンターは衣装管理・セッティング等を主に行う部署です。
現在、2年間を通して新たにチャレンジしていることは”業務委託”です。

業務委託とは一部の作業を他社スタッフにお願いし業務を行っていただくことです。
今回業務委託した会社は大手配送会社S様になります。東京ディストリビューションセンターは配送会社の営業所内にあります。

営業所内であることから24時間商品の出荷荷受けが可能となっており特に海外式や東京郊外での結婚式の際に衣装返却の受け取りがスムーズになっています。
その中で商品の仕分けや検品の技術を持つスタッフが多く働いており私達同様、業務委託している会社がたくさん営業所内には入っています。

営業所内ではアパレルの会社様が多く入っており海外から輸入した洋服を検品・梱包し、それぞれの店舗に配送するまでの業務を行っている方々に今回業務委託をお願いしました。私達も商品を出荷する際に”検品”という場面があり、本当にこの商品状態でお客様へお届けが可能か判断する瞬間がたくさんあります。

業務委託をする際に大きく業界で異なり苦労した部分は標準化です。
アパレルになると同型・同サイズ・同デザインで出荷が可能か確認していく作業が一通りマニュアル化されており、ほぼイレギュラーはありません。

ただブライダル業界では同じ商品であってもお客様によってサイズは変化し、レンタル商品の為、商品の鮮度確認も目視で行っています。
この標準化は今も課題となっていますが、非常に業務委託する際に苦労しました。

私達はマニュアル化された中でお客様の事情で対応の仕方が変わっておりそれが普通だと思っていました。
しかしそれが委託となると普通ではなくすべてイレギュラーの扱いになってしまうんです。まずはマニュアルの見直しを行いました。

物流コンサルタントの方にもご協力いただきながら1年間マニュアル作成や動画撮影、作業時間の記録を行いました。
改めて人により作業時間は異なるものなのか、マニュアルを理解し作業できているのか、業界用語を理解していただくには・・・と様々な課題がたくさんありました。

現在は派遣という形で業務委託に向けて最終チェック段階です。

1つの作業に料金はどれくらいかかるのか、それにより作業効率や量はどのくらいアップするのか細かな確認作業を行っています。こちらのブログをご覧いただいている方の多くは店舗での接客をイメージされている方が大半だと思います。私も入社するまでは自分が物流に携わるとは思っていませんでした。

お店で今まで経験した”時間内でどれだけお客様を満足させる接客できるか”が活かされる部署でもあり今はこの経験ができてよかったなと感じています。
ディストリビューションセンターも店舗と同じように”時間内で商品出荷クオリティを統一し生産できるか”をスタッフは主軸にし作業しています。

商品の観点からブライダル業界に興味を持っている方がいましたらぜひ、全国にあるディストリビューションセンタースタッフと一緒に働いてみませんか。

最後までご覧いただきありがとうございました!