リクルートブログをご覧の皆様

こんにちは。

熊本ディストリビューションセンター所属の花園吏佐と申します。

今日は、私事になりますが記念撮影に携わったお話をさせていただきます。

私の父方に今年100歳になる伯母がいます。

現在は老人ホームに入所しており、スタッフ皆様の手厚いお世話を受けながら

日々すごしております。

耳がとおくなって会話がスムーズではありませんが、しっかりしていて

毎朝、目が覚めると今日も生きていたと感謝するそうです。

11月にいとこ姉から連絡を受け、100歳の記念写真を撮りたいから

私にメイクをしてほしいとオファーがありました。

渕上ファインズに入社をする前は美容師をしており、熊本の県北にあるホテルで

花嫁のお仕度もしていましたが、美容から離れて20数年たち

有難いお話ではありましたが、正直そんな自信もなくて考えさせてほしいと。

いとこ姉は100歳のおばあちゃんだから、ちょこっと小奇麗にしてもらえたらいいからと

押し切られてしまい、結果お受けしました。

施設の中でメイクと撮影で1時間の限られた時間。

花嫁様のお仕度とは訳が違い、一つ一つを作りこむなんてとんでもなく

伯母の体調も考慮しながら疲れないようにしなければいけませんでしたので

私自身のあーしてこうしてとはいきませんでした。

あれよあれよと時間は過ぎ

なんとなく仕上げて、お気に入りのかつらをつけたら

まあ、可愛くできたじゃないとかと自己満足。

いとこ姉がピンクの洋服をきせるからと事前情報もあり、少しだけアイメイクに

赤味をいれてあげながら

幼かったころに記憶している伯母は、パワフルで怖かったんですが

久方ぶりの伯母は小さくて穏やかな表情を見せていました。

20数年ぶりの美容の仕事と、コーディネーター時代の

フォト撮影をされたお客様に立ち会っていた頃の記憶もよみがえり

それはそれで、私にとっていい経験だったと。

今現在は、バックオフィスに携わっていますが、渕上ファインズで

お衣裳をご利用いただくお客様に思いをよせながら仕事ができる幸せを感じています。

撮影中の伯母は、何とも言えないくらいの笑みと幸福感であふれてました。

人生100年時代とよく聞きますが、私の身近にそれを実現した伯母。

アニバーサリーフォトに携われる機会をもらえた事に感謝です。

ブログをご覧の皆様と一緒に、人生を彩る仕事ができることを楽しみにしています。

ご覧いただきありがとうございました。