BE
COLORFUL

お客さまの想像を超えて、
期待を超えて。

DRESS
YOUR LIFE

HINAKO HAMAZAKI

浜崎 日菜子

Dress Coordinator

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「あれは、私のドレスです」。ご提案したドレスを、そんなふうに言ってくれたお客さまがいました。ヒアリングの時にうかがっていたのは、「みんなと同じドレスではなく、自分なりにこだわりたい」という言葉。そこで私がご提案したのが、その式場でしか取り扱いのない、オリジナルのカラードレスでした。「たぶんイメージにないと思うんですけど、会場の雰囲気にも合うし、お客さまにも似合うと思うのでご紹介してもいいですか?」そんなふうにおすすめしたら、試着の段階からとても気に入ってくださって。ヘアスタイルやアクセサリーも、試着の時に私がご提案したものをそのまま選んでいただき、トータルコーディネートをさせていただくことができたんです。若手の自分にそこまで任せていただけたことが本当に嬉しくて、自信につながりました。

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イメージになかったドレスで、なおかつ似合うドレスを。お客さまのためを思う一心でご提案していたものの、結果的には担当変更となってしまったことも過去にありました。イメージがはっきりしているお客さま、好みがはっきりしているお客さまに、事前にうかがっていた内容と異なるドレスを「これがおすすめ」とご提案するのは、単なる押し売りになってしまう。私たちがすべきことは、あくまでもお客さまの気持ちに寄り添うこと。その上でお客さまの魅力を引き出し、お客さますら想像もしていなかった美しいドレス姿をご提案すること。そう気づいてからは、お客さまの表情やお話ぶりをよく観察し、どうすれば気持ちに寄り添えるか、どうすれば魅力をさらに引き出せるか、これまで以上に考えるようになりました。

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ドレスコーディネーターとしては、まだまだ駆け出し。けれども、ひとつ心に決めていたのが新人賞をとることでした。1~2年目のなかから毎年1人が新人賞に選ばれるのですが、予算の達成率や担当している組数など、総合的な成績をもとに判断されます。実は数字を追いかけるのも好きで、スタッフの売上状況がわかるデータをいつも目で追っていました。その甲斐あって、1年目の冬にめでたく新人賞を受賞。今は次なる目標、MPPに向かって密かに燃えています。もっとも優れた成績をおさめた個人に贈られる、もっとも名誉ある賞。若手が狙うには、高すぎる目標かもしれません。でも目標は高い方が面白い。この賞にふさわしいコーディネーターになるのが、いまの私の目標です。